【後編】祝令和!再会!東西の伊豆スカイラインを行く伊豆半島一周ツーリング – Moto Guzzi V7 Ⅲ Anniversarioツーリング

目次

東西の伊豆スカイラインを行く伊豆半島一周ツーリング

明仁天皇が退位、徳仁天皇が即位され、平成から令和へ元号が変わりました。令和元年が始まって2日目、兼ねてからの予定通り、令和初のツーリングへ出発することにしました。
今回も例のごとく、マグロのように動き回り、ガチャよりも高い確率でレアイベントに遭遇しています。その点もお楽しみ頂けたら幸いです!

 

全編

東京・調布を出発し、伊豆スカイラインから南伊豆に抜け、西伊豆から西伊豆スカイラインで戻る、伊豆半島一周のツーリングコースです。全長5〜600km程度のコースです。

 

長い記事のため、以下の通り、前編・後編に分割しています。この記事は、【後編】です。

 

前編

 

前編通過ポイント

 

後編(この記事)

 

後編通過ポイント

 

【後編】東西の伊豆スカイラインを行く伊豆半島一周ツーリング

 

前編からの続き

レアイベントに出会えたおかげで、あいあい岬を空腹のまま出発したところから話は続きます。

 

夕陽ケ丘休憩所

停車する予定にはなかったのですが、いかんせん、あいあい岬で甘くて冷たいものを逃したもので・・・。

 

残念ながら、「甘くて冷たいもの」という条件でソフトクリーム以外の選択肢が見つからなかったので、写真だけ頂きました。

 

 

どの場所でも、西伊豆は落ち着いてゆっくり出来るなと思います。(滞在時間3分)

 

松崎町

昨年、長距離ツーリングが長雨で中止となり、代わりに1泊2日のツーリングで訪れた際に、縁ある街になりました。

 

南伊豆から西伊豆に向かっていくと、松崎町に入ってすぐ、訪れるべき場所は石部の棚田が現れます。

 

石部の棚田

昨年訪問した際には、夕暮れ時だったのですが残念ながら、曇ってしまいました。

https://www.kengenius.com/bike/rice_terraces_in_ishibu_facing_the_ocean

 

ですが、今回は快晴・青空!好天に恵まれた中での訪問となりました。

 

展望台からの眺めも、海に向かって開けています。

 

残念ながら、棚田の前に木々がかかってしまっているので、前回同様、棚田の方へ静かに降りていきました。少し先に行くと、棚田への入り口の案内があり、入ることが出来ますが、小道ですし、棚田に御用がある方のための道ですので、配慮して伺いましょう。

 

石部の棚田本来の美しさが、海と空の下で輝いて見えます。

 

また、ライトアップの際に再訪したいと思います。

石部の棚田を後にし、松崎町の中心へ向かいました。その途中に出現するのが、室岩洞です。今回は立ち寄りはしませんでしたが、勇気のある方はぜひ!

 

前回、室岩洞を訪問した際のブログです。

 

室岩洞

 

1年前の出会い

昨年、5泊ほどで四国まで行こうと計画していた長距離ツーリングが長雨で中止となりました。その際、1泊2日のツーリングを代替案として計画した際、西伊豆方面に目的地を絞り、宿泊地をAirbnbで探し、とある宿に泊まりました。その訪問記が、以下です。

 

2018年 – 松崎町訪問記

 

移住のための下見として、同じ宿に長期宿泊していたのが島川誠さんでした。宿泊時に宿で共に酒席で語り合い、そして、同い年で隣の区で生まれ育ったということを知りました。

 

彼、島川さんの1年後が気になり、立ち寄ることにしたのです。本人には伝えずに。

そして通り掛かった松崎町観光協会の近くにあるシェアードハウスに、新しい町での、島川さんの新しい居場所が見えました。

 

もしかしたら、会うかもしれない。そう思い、1年前を思って町を少し回りましたが、見つかりませんでした。この町を通り過ぎる前に、ポスターの写真だけは撮っておこうと再度シェアードハウスの前を通り、去るために左折した先に彼はいました。

 

再会!

バイクを停め、写真を撮りました。

 

新しい町で人力車のサービスを提供する、2名の弟子を持つ人に、彼はなっていました。

同い年の人が、同じ国の違う場所で頑張っているというのは、勇気をもらえますね。

 

1年前と同じように、この町に何か縁を感じています。

短い時間の再会でしたが、またこの町で会えるのを楽しみにしています。

 

島川誠さん・掲載新聞記事

島川さんが掲載されている新聞記事を載せておきます。お近くにお立ち寄りの際は、ぜひ立ち寄ってみて下さい。

 

松崎町で人力車が約7年ぶりに復活!

 

人力車観光、7年ぶり復活 松崎に移住の島川さん、車夫に名乗り

 

松崎の観光人力車 10代女子2人が“弟子入り”

 

ツーリングに戻る前に・・・。

 

世界の中心で、愛をさけぶ

前回、訪問時には曇っていた場所も、今日は快晴でした。

 

松崎町にまた戻ってくるだろう想いと共に、ツーリングに戻りました。

 

仁科峠

松崎町を出て、国道59号線沿いに仁科峠に向かいました。30分ほどの山道を超えて、仁科峠に到着しました。

 

海も山も見渡せ、その美しさのまま西伊豆スカイラインに繋がることが出来る仁科峠。交通量もさほど多くありません。

 

仁科峠からは海を見渡すことも出来ます。

 

逆光なので、iPhone SEでの撮影は限界がありましたが、愛車を写真に収めなくては気がすまないほどの素敵な場所です。

 

この時点で午後3時前、さすがに腹が減っては戦は出来ません。写真にも写っている、西天城高原「牧場の家」へ向かいます。

 

西天城高原「牧場の家」

仁科峠から西天城高原「牧場の家」は、3分ほどで着きます。

 

レアイベントその4 : 落石注意!

ただ、ここで写真を撮った理由は、路上で結構な大きさの落石を踏んでしまったからです。

 

 

それにしても、高原地帯で希少種を轢いてしまった、とかではなくて良かったです。私自身も幸いにも転倒せず、バイクにも損傷はありませんでした。良かった・・・。

 

上の写真の先、カーブを一つ曲がると牧場が見え始めます。

 

西天城高原「牧場の家」に着き、カフェテラスから撮影しました。

 

ソフトクリーム & コーヒーセット 500円(ゆでたまご50円)

売り切れ次第、もしくは、午後3時過ぎからオーダーストップになってしまう西天城高原「牧場の家」の名物は、このソフトクリームです。

牧場搾りたての生乳で濃いめに作られたソフトクリームを、ようやく念願の「甘くて、冷たいモノ」をいただくことが出来ました。

 

少しだけ固形物を胃に入れたかった状況となると、ゆでたまごを選んでしまうのは、私のことをご存知の方であればいつものことかと思っていただけると思います。

 

国道59号線〜国道136号線〜国道411号線

西天城高原「牧場の家」を出発し、西伊豆スカイラインに向かうはずでした。

 

が!

 

ここで、なぜか修善寺方面という看板を見て、日帰り温泉でも入ろうかなと思ってしまい、国道59号線に逸れてしまいました。

 

仁科峠からの国道59号線は、修善寺に向かってワインディングも多く、山の中を降りていく、路面もあまり良くない道です。この道を降りた先で日帰り温泉があれば、と思って、いくつかの日帰り温泉を過ぎたのですが、国道136号線に出て、気が付きました。

 

目的の西伊豆スカイラインを走っていないのでは?

 

と。

 

この時午後4時、夕暮れになる前に西伊豆スカイラインを通過せねば、山道で日が沈んでしまうのは避けたいと思っていました。急いで国道136号線から国道411号線、西伊豆スカイラインに戻ってきました。

 

西伊豆スカイライン

今回の一番の目的、それは西伊豆スカイラインを走ることでした。本来の目的を達成せずに終わることは出来ません。グルメも日帰り温泉もなく、走り続けることにしました。

 

土肥駐車場

仁科峠方面から西伊豆スカイラインに入ると、一番最初の展望台とも言えるのが、土肥駐車場です。

 

西日の時間帯、空も太陽からの橙色を混ぜ始めています。

 

土肥駐車場も空いているので、横に停めて愛車精神前回で撮影できました。

 

戸田駐車場

土肥駐車場から戸田駐車場はすぐです。5分ほどの距離にあります。

 

仁科峠方面からだと、ちょうど下りのS字カーブで左に曲がると開けてくるので、ワォッ!という感じになりました!

 

ダイビングスポットでもあり、透き通る海で有名な戸田が眼下に広がります。

 

ここも混んでいないので、写真撮影用に失礼しました。

 

西伊豆スカイライン一番の見晴らしスポット

戸田駐車場から、さらに5分ほど走ったところに出現するのが、西伊豆スカイライン一番の見晴らしがある大きなカーブです。日本の絶景道100選に選ばれている理由もよくわかります。

 

自転車のチームの方々も、駿河湾を背景に写真を撮っていました。

 

西伊豆スカイラインで、駿河湾向きに一番開けている見晴らしスポットです。

 

ここでもまた、愛車精神全開で失礼します。

 

今度は、夕暮れのマジックタイムに、この場所に来てみようと思います。

 

この最後の見晴スポット前後は上り下りに急なカーブが組み合わせている、非常に運転が難しい場所でしたので、くれぐれも事故のないよう安全運転で行きましょう。ちなみに、私は何度か対向車線にはみ出しそうになりました。

 

達磨山高原レストハウス

西伊豆スカイラインを終えて、再度修善寺方向へ出ようとしたところに出現したのが、この達磨山高原レストハウスです。

 

素晴らしいのが、駿河湾の先に広がる富士山を含め、伊豆半島の成り立ちがわかる見渡しが出来る場所であるということです。

 

そんな富士山を含めて写真を撮ろうとしたのですが、富士山にちょうど雲がかかってしまっていました。なので、雲が流れるのをお土産を買って少し待つことにしました。

 

こらっサイダー

こらっサイダーは、橘みかんを丸絞りしたサイダーです。

そのネーミングは、戸田の方言で「来て下さい」を意味する「こらっさい」と「サイダー」を掛けているんですね。

 

一本頂いて帰りました。

サイダーの色からすると、橘みかんは酸味のある柑橘系なのかな?と思っていましたが、その色とは異なり、甘く芳醇な香りのする柑橘味でした。サイダーではなく、橘みかんを直接食べてみたくなりました。

 

駿河湾越しの富士山

お土産を買っている間に、雲が若干晴れ、富士山を臨むことができましたので、パノラマで撮影しました。

 

この時既に、午後5時半を過ぎていました。12時間運転をしていますが、ゴールデンウィークの渋滞は怖かったですができるだけ早く帰宅できるよう、達磨山高原レストハウスを出て、伊豆縦貫道修善寺IC方面へ行くことにしました。

 

帰路

さすがゴールデンウィーク、伊豆縦貫道の修善寺ICから新東名高速道路及び東名高速道路まで一本道で渋滞中でした。それでもなんとか東名高速道路へ乗ったものの、さらに25kmの渋滞をひたすら東京方面へ戻ることとなりました。

 

その中で大変だったのは、長時間の運転、とりわけ渋滞中のクラッチ操作を最後の最後で頻繁に行っていた左手が段々言うことを聞かなくなるということでした。足柄SAでトイレ休憩と軽いマッサージをしたのち、なんとか自宅まで帰り着いたのは午後9時過ぎの旅となりました。

 

 さいごに

令和初となる伊豆半島一周ツーリングは合計約15時間運転、総距離543kmのツーリングとなりました。事故や大きなトラブルはなく、レアイベントにも出会うことも出来たし、再会もありました。

 

東西の伊豆スカイラインを両方走るという目的を達成しつつ、その中でまた訪れたい場所が増えました。そして、令和という新時代で、まだ見ぬ方々と繋がっていき、また伊豆に来ることになる。そんな予感がした、濃いツーリングになりました。

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