【前編】祝・令和!再会!東西の伊豆スカイラインを行く伊豆半島一周ツーリング – Moto Guzzi V7 Ⅲ Anniversarioツーリング

目次

東西の伊豆スカイラインを行く伊豆半島一周ツーリング

明仁天皇が退位、徳仁天皇が即位され、平成から令和へ元号が変わりました。令和元年が始まって2日目、兼ねてからの予定通り、令和初のツーリングへ出発することにしました。
今回も例のごとく、マグロのように動き回り、ガチャよりも高い確率でレアイベントに遭遇しています。その点もお楽しみ頂けたら幸いです!

【2019年版】バイク高速乗り放題プラン「ツーリングプラン」

ツーリング計画に欠かせない、お得な乗り放題プランが今年も発表されています!

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このプランのおかげで、お財布に優しいツーリングがたくさん出来ますね!

 

全編

今回のツーリングコースは、東京・調布を出発、伊豆スカイラインから南伊豆に抜け、西伊豆から西伊豆スカイラインで戻る、伊豆半島一周のツーリングコースです。全長5〜600kmになります。

 

長い記事のため、以下の通り、前編・後編に分割しています。この記事は、【前編】です。

 

前編(この記事)

 

前編通過ポイント

 

後編

 

後編通過ポイント

 

【前編】東西の伊豆スカイラインを行く伊豆半島一周ツーリング

出発

ゴールデンウィークの渋滞を避けるべく自宅を朝5時に出発、いつも通り、中央道調布IC直前のガソリンスタンドからツーリングを開始しました。

 

ここからはしばらく高速になります。

中央道から圏央道へ、圏央道から東名高速道路へ入り、小田原厚木道路へ抜けます。

 

晴れると言っていた天気予報からは程遠く、どんよりした雲に覆いかぶさるような空から逃げるように、想定より冷たい空気に冷えてしまった体を温めるべく、小田原SAに入りました。

 

小田原SA

小さいサービスエリアですが、屋根付きのバイク専用駐車場もあり、小田原SAは結構便利なんですよね。

コーヒーブレイク

「JAFのカード提示で100円引き」と書いてあったのを横目に、ホットコーヒー(200円)を注文したら、「100円です」というレジの方のお返事。これは気遣いだと勝手に解釈し、体を温める1杯をありがたくいただきました。

 

しかも、小田原SAでは豆が3種類選べるコーヒーマシーン!今回は上から3つ目のコロンビアの豆にしました。

 

サービスエリアで、豆から挽いて淹れてくれる自動販売機がありますが、それよりも安く、しかも豆を選べるというちょっとした幸せを感じつつ、先を目指すことにしました。

 

箱根口ICから箱根新道へそのまま接続することも出来るのですが、バイク高速乗り放題プラン「ツーリングプラン」の対象外エリアになってしまいます。

 

もちろん、お金のことだけではなく、芦ノ湖を回っていきたいので、一度高速は降りて下道で伊豆スカイライン方向へ向かいました。

 

芦ノ湖畔・箱根神社参道

まだ朝早く、遊覧船も動いていない時間に芦ノ湖畔へ着くことが出来ました。

 

ちょうど芦ノ湖畔の駐車場は、箱根神社の参道の鳥居前にあるので、短い停車で写真だけを撮って、伊豆スカイラインへ向かいました。

 

伊豆スカイライン

もう少しで伊豆スカイラインへ!

と、伊豆スカイラインに向かう最後の交差点の曲がり角を曲がったあと、止まらざるを得ませんでした。

 

レアイベントその1:五里霧中

先が見えない・・・。

 

本当に先に進めるの?と思いつつもフォグランプはバイクにはないですから、せいぜいヘッドライトを上向きにしてみよう!と抵抗してみるも、大自然の霧の前には全く役に立ちませんでした。

 

そんな中、車道の中央線を頼りにゆっくり進みましたが、料金所まではすぐでした。

 

料金を支払う際、料金所の係のおじさんに、「朝霧がすごいですね!」と話しかけたところ・・・

 

係のおじさん「この30分くらいで、急激に温度が上昇したんだろうね〜。さっきまで霧出てなかったもの。」

 

とのお返事。

料金所を出て、合流するのも危険な感じです。

 

急な温度変化になったとはいえど、進まないわけにもいきません。

が!

この先の進行方向・・・。

 

見えない・・・。

 

意を決して進むと、霧の中の対向車線から突如現れるトラックのヘッドライト。

 

怖えぇ〜〜!!!

 

このあとも、晴れと霧を交互に行く伊豆スカイラインでした。そのおかげで、立体感のある風景に出会うことが出来ました。

 

きっとこの日も出発が遅れていたら、雨に降られて戦意喪失していたんだろうな・・・。

 

ちょっと一息。

 

伊豆スカイラインでは、毎回撮影してしまうスポットです。

 

滝知山展望台

しばらく霧の伊豆スカイラインを進んだところ、ちょうど滝知山展望台で濃霧に出くわしました。

 

展望台から、来た道を振り返ると・・・。

 

 

この大カーブに霧が発生してしまうと、超スロー走行にならざるを得ません。

 

滝知山展望台直前の道路まで、しっかりと霧に包まれています。

 

 

滝知山展望台からパノラマで撮ると、このカーブだけがすっぽりと霧に包まれているのがわかります。

 

この写真の撮影中にやってきたスカイラインGT組も、霧直前で大減速し慎重に走っていました。

 

濃く深い朝霧を見ることが出来るのも、この季節ならではのツーリングの醍醐味かもしれません。このまま伊豆半島南端へ一気に抜けました。

 

伊豆大川駅付近

伊豆スカイラインを終え、伊豆半島の南端をなぞるようにして西に向かっている最中、ちょうど伊豆大川駅付近で、低空飛行している飛行機を見つけました。

 

オスプレイかな?と思いましたが、V-22 Ospreyとは両翼とプロペラの形式が違っていました。しばらく並行して走っていたら、ちょうど停車出来る場所を見つけ、運良く飛行機は次の半島で折り返ししてきたので、これは絶好のチャンスと思い、写真を撮りました。

 

飛行機・バイク・黒船電車 コラボレーション

海を背景に、飛行機とバイクだけでもうれしかったのに、よく見てみるとバイクの右ハンドル辺りに伊豆急行の線路が見えます。その上を走っているのは、伊豆急行リゾート21「黒船電車」ではありませんか!

 

どうしてもブログだと圧縮して低解像度になっているので見辛いですが、オリジナルの写真ではしっかりと写っていました。良かった!

 

このあと、伊豆急行リゾート21「黒船電車」を追いかけながら白浜海岸まで向かったのですが、撮り鉄の方々もたくさんいらっしゃいました。

 

白浜海岸

伊豆半島南端で潮風を感じながら、ゆったりと走っているうちに白浜海岸を過ぎました。

 

伊豆随一の海というだけあって、碧と白の配色が南国を帯びてきます。好きなだけあって、毎回数分でも停まって、写真を撮らずにはいられません。

 

弓ヶ浜海岸

前回、うな重に引き寄せられてしまい、弓ヶ浜海岸まで行きませんでした。

 

弓ヶ浜海岸に来たのは数年ぶり。

 

弓なりの浜は穏やかで、いつ来ても素敵ですね。今度はここに泊まりで来たいなと思います。

 

石廊崎

弓ヶ浜海岸から石廊崎に向かって、国道16号線に沿って行きました。「石廊崎灯台は次の交差点で左折」という案内の通り曲がり、遊覧船の入り口に到着しました。区営駐車場があり、バイクは100円で駐車することができました

 

遊覧船受付付近(乗ってません)

バイク駐車場付近にあった案内板の通り、駐車場から石廊崎灯台までは往復で40分くらい歩くとのことでした。

 

石廊崎灯台を目指し、ちょっとしたトレッキングを開始します。遊覧船乗り場の港でも、透き通った青い海で癒やされました。

 

結構急な坂、普通に歩いたら10分くらいかかるかもしれませんが、時間があまりありませんので小走りトレッキングで5分ほどで登りきりました。そこに見えてきたのは・・・

 

こっちにも駐車場ある・・・。

 

石廊崎灯台への曲がり角、間違えたのでしょうか。往復時間が惜しいですが、いい運動になったと気を取り直して、石廊崎先端へ向かいました。

 

 

鳥居を過ぎると、石廊崎灯台が見えてきました。

 

石廊崎灯台

伊豆半島最南端にあるせいか、この日の天候か、非常に風の強い日でした。

 

強風でしたが、太平洋に面する海の色と崖に打ち付ける波の音は、とても綺麗な風景でした。

 

天気が良ければ伊豆七島が正面に見えるのですが、あいにく靄が若干あり、うっすらと見える程度でした。

 

先端部には、熊野神社の縁結びの神棚がありました。

 

動画:石廊崎灯台から先端部に至るまで

石廊崎灯台から先端部に至るまで、DJI Osmo Mobile2を使って撮影しました。スタビライザーとはいえど、強風で若干流されてしまっています。

 

動画:石廊崎先端・太平洋パノラマ動画

伊豆七島が見えるべき石廊崎の先端部から、パノラマ動画を撮影しました。

 

動画:石廊崎先端・強風で揺られる遊覧船

 

ヒリゾ浜方向への遊覧は中止になり、折り返しているようですね。見ているだけで酔えてきます。

 

石廊崎灯台を後にし、駐車場に戻りました。

すると・・・

 

レアイベントその2:毒針なおともだち

招待した覚えはないのですが、ハンドルでお休み頂いている方がいます。

 

これは・・・

 

足が長くて毒針を持った黄色いおともだちですね。

しばらく休みたかっただけのようでした。黄色いお友達5分ほど見守っていたら次の目的地へ飛び立って行きました。

 

さて、かくしてお別れをし、マグロも銀の翼に跨がって次の目的地へ向かいます。

 

ユウスゲ公園

石廊崎を後にしてすぐ、5分も走らずにあるのが、ユウスゲ公園です。

 

入間千畳敷も行きたかったのですが、入間千畳敷は片道30分ほどのトレッキングが必要になります。そんな入間千畳敷も、このユウスゲ公園からであれば見渡すことが出来ます。

 

再コラボ:飛行機再登場

伊豆大川駅付近で見た飛行機が再度頭上を超えていきました。

 

今回は戻っては来ませんでしたが、良いタイミングで撮影できました。

 

動画:ユウスゲ公園入り口〜展望台

ユウスゲ公園入り口から展望台に至るまで、DJI Osmo Mobile2を使って撮影しました。石廊崎同様、ユウスゲ公園も太平洋に面している丘のせいか、強風でした。スタビライザーもその強風で若干流されてしまっています。

 

なお、すれ違った女性方々の足元が写ってしまっていますが、意図しているものではありません

 

あいあい岬

ユウスゲ公園から程なく、あいあい岬があります。

 

朝5時に出発して小田原SAでコーヒーブレイクをしてからというもの、水分も摂っていませんでした。このあとの通過点でソフトクリームを食べる場所は決めていましたが、甘くて冷たいものが食べたい気分でした。

 

レストハウスでは、たくさんの子供連れ家族がソフトクリームを頂いていました。となれば私は・・・

 

レアイベントその3:ラ・ジェレ

ソフトクリームの横に記載されていた「ラ・ジェレ」を注文しました。

 

せっかくのご当地モノとすれば、いちご一択!お店の方から、すぐ溶けますので、ね!と言われて購入しました。

 

ん?

 

すごく、固いです・・・。

 

私「これ、溶けるん、ですかね?」

店員さんA「はい!すぐ溶けますよ!」

 

私「(本当かなぁ・・・。あれ?)」

 

 

私「あの・・・、電子レンジありますか?」

店員さんA「え?ないですよ。どうかしました?」

私「あの・・・、電子レンジで加熱してお召し上がり下さいって書いてありますよ。」

店員さんA「え?大丈夫ですよ!すぐ溶けますから〜!」

私「(カッチカチやぞ・・・)電子レンジで調理が必要って書いてあるもの、溶けるのどれくらいかかりますかね・・・」

店員さんA「そうですね・・・あら〜、アイス屋さんに騙されたかしら!すぐ溶けるって言ってたのに!」

私「すみません、ちょっと溶けそうもないので返品していいですか?」

店員さんA「そうよね〜。ごめんなさいねぇ〜。返金お願いします〜!」

 

店員さんAは、店員さんBを呼んだ!

 

店員さんB「あれ?なんで返品なんです?」

店員さんA「電子レンジ必要みたいです〜」

店員さんB「えっ!?すぐ溶けますよ!!」

私「(カッチカチやぞ・・・)すみません、あまり時間ないので返品でお願いできますか?」

店員さんB「すぐ溶けるって言っているのにねぇ。もう」

私「(カッチカチやぞ!!)すみません。」

 

この時、12時半前。食欲だけが刺激され、あいあい岬をあとにしました。

 

後編へ続く

ここまででツーリングの半分を終えました。途中下車をしつつ、7時間半ほど経過しています。

 

【後編】へ続きます!

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