「世界の中心で、愛をさけぶ」松崎町訪問記

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松崎町

静岡県賀茂郡、海の近くに位置する松崎町へお邪魔してきました。松崎町は、たくさんのドラマや映画のロケ地としても使われています。

 

松崎町へは今回1泊2日の伊豆ツーリングの宿泊地として立ち寄りました。1泊2日の伊豆ツーリング詳細は、以下をご覧ください。

 

ゲストハウスイトカワ

今回初めてAirbnbを使って宿泊先を探しました。松崎町で唯一のAirbnb登録であるゲストハウスイトカワさんで宿泊することにしました。

 

 

端的に言うと、海街にある民宿ですが、ホストの方は優しく、町のことをたくさん教えて頂き、気楽に過ごすことができました。

 

民宿と書きましたが、家の中は古民家的に整っており、Wi-Fiも完備、快適に過ごすことができました。

 

縁側には朝になるとカニが現れます。

 

 

ここからは、ゲストハウスイトカワで自転車をお借りして、町を散策することにしました。

 

伊豆文の足湯

ゲストハウスイトカワから2軒先に伊豆文の足湯があります。無料で入ることができます。

 

朝イチで入ったら、熱すぎました!水でうめて、朝のスタートです。

 

伊那下神社

すぐ近くに伊那下神社があります。

 

すぐ海があり、その反対にはすぐ山がある。それが松崎町の特徴です。伊那下神社の裏手も山になっています。

 

神主さんの趣味なのか、神社内いたるところにデザインをしているように見えます。

 

日本人が知らない、日本にある良い場所かもしれません。

 

境内には、大銀杏が3本あり、父いちょう、母いちょう、子いちょうと名付けられていました。

 

早くも紫陽花が綺麗に咲いていました。

 

湧き水

町内の方々は、この伊那下神社に湧き水を頂きに来ているようです。向かって右が龍神の水として健康を、左が知恵の水として、知恵を授けるそうです。

 

容器販売しています、と書いてあったので社務所に伺ったのですが、「小さいしもったいないから、お茶のペットボトルとか持って来れば良いですよ〜」と神主さんがおっしゃってくださいました。そんな、脱力できる町の空気があります。湧き水を汲みにきた町の方は必ず話しかけてくれますし、どちらから?なんて会話になる雰囲気が穏やかに流れています。

 

なまこ壁

松崎町の歴史的建造物として残っているのが、このなまこ壁です。幾何学模様的に漆喰を、目地に平瓦を用いているのが特徴です。

 

こちらが、近藤平三郎の生家として現存している建物です。

 

上の説明にも書いてありましたが、その横に江戸時代末期から残るなまこ壁の土蔵があります。

 

こんな風に町中を行っている間にも、たくさんの人が気さくに、穏やかに話しかけてきてくれました。色々な出会いがあり、夜は更けていきました。

 

民芸茶房

翌日、港町に来たからには、魚を食べたいということでお邪魔したのが漁協すぐ近くにある民芸茶房です。

 

席について写真を撮っていたら、お店の方に「船!」と言われて「はい?」となってしまいました。カウンターが実際に使われていた「船」の一部で作られているんですね。

 

お店の中のテーブルも、もしかしたらかつての船のパーツなのかもしれません。

 

朝定食 1,620円

民芸茶房で頂いた朝定食、その日の刺し身とあじ or えぼ鯛の焼き物がついてこのお値段はリーズナブルでした。

 

刺し身はもちろん、どれも新鮮で美味しかったです。

 

そして、静岡の名産でもあるわさびがすりおろしではなく、粗くおろされているので、甘みすら感じられるわさびでした

 

このわさびが個人的に美味しくて、醤油につけてひたすらご飯を食べていました。

 

えぼ鯛も、もちろん美味しかったです。やはり、新鮮なものは味が違いますよね。

 

おおき牛乳 160cc

普段飲まないのに、なぜか旅行に行くと飲みたくなります。朝食の締めに牛乳。

 

濃い味の新鮮牛乳でたっぷり満足でした。

 

世界の中心で、愛をさけぶ

朝食を終えて、堤防の方へ行ってみました。そこは、「世界の中心で、愛をさけぶ」のロケで使用された堤防です。その上からの風景です。

 

見覚えある方も多いのではないでしょうか。

 

その堤防、ロケ場所として残っている場所も含めて写真を。

 

川崎水産

松崎町を去る前に、お土産を買おうと、ゲストハウスイトカワに戻る途中に見つけました。川崎水産さんにお邪魔しました。

 

本当は鮮魚を買いたかったのですが、夏日の予報があったこの日、さすがに帰り道の数百キロを冷蔵のまま持って帰る自信はありませんでした。

 

ですが、川崎水産の方に相談し、アジの醤油漬けを頂くことにしました。地元の方は、小さいアジの方が美味しいから好むよ、ということで小さいアジの醤油漬けを3枚頂きました。

 

東京まで戻ることを伝えたら、ペットボトルに入れた大型の氷で梱包してくださいました。お気持ちに感謝です。

 

帰り着いて、撮影したアジの醤油漬け。

 

アジの骨がしっかりしていて、焼くと身がふっくら、脂もたっぷりでした。このあと焼いて、静岡の日本酒、誉富士と共に頂きました。

 

まとめ

松崎町で、たくさんの方々、ゆったりした時間に出会うことができました。また伊豆へのツーリングを計画して、宿泊したいと思います。堂ヶ島まで数キロ、どうしても通過しがちになる松崎町ですが、少しお時間を取って過ごしてみてはいかがでしょうか。忙しい日々の中で、忘れていたなにかに気がつくことが出来るかもしれません。

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