GSX-S1000Fに乗り始めて間もなく10,000kmに達しようというところで、往復約1,000kmゴールデンウィーク2泊3日のツーリングに行ってきました。まずは目次的に。
コース
- 出発:東京都調布市
- 双葉SA
- 八ヶ岳SA
- 国道158号線〜安房峠道路
- 道の駅・風穴の里
- 10,000km達成!
- 重要文化財・荒川家住宅
- 飛騨高山ドライブイン
- 高山〜飛騨清見〜北陸自動車道
- 城端SA
- 目的地:石川県・千里浜なぎさドライブウェイ
- その後談
体験・観光
グルメ
備忘録
まとめ
コース
コースは、中央道で松本インターチェンジまで、その後国道158号線から安房峠を通り、飛騨高山へ。高山インターチェンジから高山(無料区間)から東海北陸道飛騨清見インターチェンジから北陸自動車道で国道159号線へ、のと里山海道で千里浜へという経路です。
トータルは440kmの片道ですが、宿泊は富山県射水市の友達の家なので片道+50kmほど、トータル500kmの旅となります。
出発:東京都調布市
出発が5月3日、帰りが5月5日というゴールデンウィークのど真ん中でしたので、朝7時の出発を早め6時出発にしました。調布インターチェンジ手前、いつもの昭和シェルで給油します。ココ、安くて良いんですよね。
いざ中央道。すでに激混み、渋滞が20kmとか出てしまっていて、忍耐との戦いです。
双葉SA
忍耐に次ぐ忍耐で、なんとか双葉サービスエリアまでたどり着き、停めてもらう友達の家へのおみやげとコーヒー補給をしました。双葉SAは便利なんですよ、ほうとうも買えるし、僕の好きな吉田うどんもおみやげ用ですが、買えるんです。
吉田うどんに関しては、別ツーリング記事で少し書いていますので、良かったら。
https://www.kengenius.com/bike/gsx-s1000f-touring-doushi-numazu
なんという良い天気、富士山も綺麗でした。
八ヶ岳SA
双葉SAから数十kmなのですが、ここもいつも停まってしまいます。正面には、八ヶ岳、後ろには南アルプスの山々。来たって感じがするんですよね。
ちなみに、この辺りから標高1,000mに突入しますので、革ジャンの下にライトダウンジャケットを着ました。5月に入りましたが、高山地帯のバイクツーリングにはまだまだ必要です。
国道158号線〜安房峠道路
中央道をひた走ります。時々やってくる渋滞がありました。それは、ゴールデンウィークのど真ん中、残念なことに、松本インターチェンジで降りるまでに遭遇した4件の事故で引き起こされたものでした。3件の玉突き事故、1件の横転事故。大怪我されている方は見えなかったのですが、安全運転が一番です。特に、長坂から諏訪湖までは上り坂、車線が少なくなったり、カーブの連続が続きますので、注意しましょう。
さて、松本インターチェンジを降りて、国道158号線を上高地方面に向かいます。
ここから上高地へ向かう人達が増え、トンネルと登り坂になります。ガソリンスタンドは減りますので早めの給油を、寒さもぐっと厳しくなりますので、服装は厚めに変更した方が良いですよ。
トンネルの合間に出現する川、湖、池はエメラルドグリーンで、癒やされます。
この後、石川県でも、川の水、湖も同じエメラルドグリーンだったのは、この季節の太陽の角度のせいでしょうか?それともアルプスの雪解け水?ただ、単に水が綺麗なだけ?富山の友達に聞いたのですが、「いつもと同じ色だからわからない」と言われてしまいました。笑
さて、中ノ湯から平湯を結ぶ安房峠道路(有料道路)を行きます。ETC用のゲートはありますが、ゲート前では一旦停止してETC決済をする必要があります。停止必須です。そのため、渋滞するみたいなんですけれどね。。
安房峠道路を降りると、まだ道端には雪が残っています。先程も言いましたが、5月ですが防寒対策は必要だと思います。
標識でいうと、左の方向です。途中現れるのが、道の駅、風穴の里。
ちょうど良い位置にあるんですよ、安房峠道路を終えて体を温めたくなる、しかも綺麗なダムの横に。
道の駅・風穴の里
道路から期待して入るのですが、風穴の里に入ってしまうと、角度的にダムが見えないんです。
エメラルドグリーンでこれもまたとっても綺麗なのに。ちょうど少し見える放水施設の下、死角になっているとこにダムがあります。どこから行けば見えるのでしょう?側道等もないので、停まれる場所が見当たらず。ご存じの方、いらっしゃったら教えてください。
ここで体を温めるべく、温とろろ山菜そばを投入。
十割そばと、とろろと山菜。温かく、胃に染み渡ります。これで先に進める!
ついでに、添加物なしの飲むヨーグルトを。これで完璧、再出発!
10,000km達成!
と、ここで遂に10,000km達成!2年弱、思えば遠くに来たもんです。
重要文化財・荒川家住宅
風穴の里は、稲核(いねこき)っていう住所なのですが、この辺りから住宅と水田、その横に桜が植えられている、というのどかな風景をたくさん見ることが出来ます。流しているだけで、リラックス出来ます。
そこに飛び込んできた、いかにも花咲きの里、翁が居て候、と続くばかりの建物を発見。
名主として栄えていた築250年になる荒川家の家を高山市が買い取り、現在は国の重要文化財として無料公開されているそうです。地元の方がいらっしゃってご案内もしてくださいます。歴史的な器具、内装、馬倉もそのまま に、見学することが出来ます。
そして、外は花の園。この海抜600mを超える高山市では、まだ春が桜を散り始めさせたばかりでした。
飛騨高山ドライブイン
ツーリング再開、国道158号線を向かいます。また高速に入る前に、一休み。
ここまで来たら、飛騨高山ラーメン!板蔵ってあるから入ろう!って思っても、混みすぎて断念。それなら、と・・・。
飛騨牛ステーキ串(肩ロースさぶとん)とな?1,100円ぶっこむべし!
少し「ステーキ串」という言葉に期待過多でした。大食いな僕の期待値が高すぎただけです。
ただし!超柔らかく、脂が甘い!チョー高級肉の味がして、大満足でした!
余談ですが、飛騨は映画「君の名は」で登場せいか、コラボおみやげがすごいことに!聖地巡礼も、すごいんでしょうねぇ。
高山〜飛騨清見〜北陸自動車道
飛騨高山ドライブインを出て、早い段階で高山インターチェンジに着きます。高山インターチェンジから東海北陸道の入口である飛騨清見までは、無料区間です。ここからは高速ひとっ飛び。
ここからは安房峠よりも多いトンネルと湖の繰り返しでひたすら進みます。疲れてきた頃に、通りかかった城端SAへ。
城端SA
思えば遠くに来たもんです、既に富山県に入っていました。
ちょうど良い天気の中、昼寝したかったところでしたが、この時点で2時、出発から8時間経過済み。
急がねば。城端インターチェンジの次、福光インターチェンジで高速を降り、国道159号線に沿って羽咋(はくい)へ向かうと、のと里山海道(無料)に入ります。そして・・・
目的地:石川県・千里浜なぎさドライブウェイ
到着は午後3時半、目的地到着です。日本で唯一、海岸を走れる場所。石川県羽咋(はくい)市にある、千里浜(ちりはま)なぎさドライブウェイです。金沢方面からは、今浜インターチェンジで降りるとすぐ見つけられます。輪島方面からは、千里浜インターチェンジで降りると見つけられます。
千里浜なぎさドライブウェイを行く上で、バイカーが気をつけるべき3つのこと
以下3点は、僕が体験して危うく失敗しかけたことたちです。転ばぬ先の杖、ご参考になりますように。
- 砂浜に入る瞬間は、超低速・低ギア、かつ、ゆっくりハンドルだけで曲がりましょう。
→リーンなんてさせたら、確実に転びます。実際僕は傾けただけで少し空回りしました。危なかった・・・。 - ヘルメットのバイザーを上げたり、サングラスなしで車の直後を走るのはやめましょう。→巻き上げられた砂で、目がやられます。
- 停めるときは、轍を小さくしましょう。→出発するときに反転しようとしても、ハマってしまって、抜ける時大変です。
ちなみに、サイドステップもこの程度の沈みで済むくらい、しっかりしている砂浜です。
と、先に注意書きでしたが、一度道に入ってしまえば安心です。この道が8km続く道、気持ちが解放されるコト間違いなしです。ゆっくり流すもよし、停めて撮影するもよし、遠浅の海に入るもよし。それぞれの時間が流れます。
夕暮れに合わせて、僕は撮影をしました。
小さな姉妹の後ろ姿が絵になったので、失礼して。
晴れていればもっと素敵な夕日になるまでいたかもしれません。この日は、富山の友達の家に泊めてもらうべく、向かわなかければだったので、ここから移動を開始しました。
その後談
初日はこの期、富山県射水市にまで移動し、1日目を終えています。2日目午前に「能作で錫(すず)鋳造体験」をしています。「能作:錫(すず)鋳造体験」の様子は以下でどうぞ。
https://www.kengenius.com/trip/experience_of_casting_tin_at_nousaku
その日の午後、高岡駅からローカル線で金沢駅へ、金沢観光をしています。金沢観光の様子は以下でどうぞ。
https://www.kengenius.com/trip/sightseeing_at_kanazawa
グルメは、残念ながら混みすぎていたので、北陸ローカルグルメである
「8番らーめん」
と
「カレーのチャンピオン」
のみですが、以下でどうぞ。
https://www.kengenius.com/trip/hachiban_ramen_at_hokuriku
https://www.kengenius.com/trip/curry_champion_in_hokuriku
そして、3日目、午前6時出発で、午後1時に帰宅しました。帰りこそ、早朝に安房峠を越えたので、本当にダウンジャケットを持ってきてよかったと思いました。中央道が最混雑になる全然前、15km程度で済んだから良かったものの、ゴールデンウィークは大変ですね。
燃費計測
今回、総走行距離は917kmでした。
そして給油は4回、計41.75L。
平均すると、約21.96km/Lという燃費測定結果。けれど、最初かなりオイルが入っていたことも踏まえると、さらに良い模様。ちなみに、GSX-S1000Fの内部燃費によれば、25.6km/Lという結果でした。もっと正確に計測すべきでした。
まとめ
今回は、千里浜(ちりはま)なぎさドライブウェイ一択!という感じの旅でしたが、たくさんの魅力がありました。きっとまたすぐ北陸に行くと思います。次回は、たくさんのグルメをのせて!
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