能作で錫(すず)鋳造体験

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まえがき

これは、「北陸をゆく!– GSX-S1000Fツーリング」で行った「能作:錫(すず)鋳造体験」のページです。

 

今回のツーリングで何かしら、体験型イベントに参加したいと思っていました。そこに、友達からの推薦。「能作」で、錫(すず)の鋳造体験してみたら?と。錫?鋳造?

 

錫って?

英語でTinといいます。錫って、柔軟性があって、ゆっくり曲げることだって出来ます。曲げると分子同士のぶつかり合いで独特の音がなる「錫鳴り」を楽しめたり、殺菌能力が高かったり、伝導性が高かったりする特性があって、素敵なんですよ。

 

鋳造って?

鋳造とは、溶かした金属を型に流し込み、冷やして目的の形状にする製造方法のことを指します。金属を流し込む型を鋳型(いがた)、その型から取り出してできた金属製品は鋳物(いもの)と呼ばれます。

 

歴史としては前田利長が高岡に鋳物職人を招き、鋳造を開始したことで現在にも残る、金物の街となったそうです。

 

能作

錫を中心に、鋳物作品を展開する能作が、新社屋を2017年4月27日に完成させました。これと共に、工場見学や鋳造体験を開始しました。地元テレビでも、能作の情報が出ない日がないそうです。

 

今回は、その開始したばかりの鋳造体験に申し込みました。本当は、風鈴を自分のデザインで作りたかったのですけれど、以下申込URLにあるコースのみ選択可能ということで、錫の箸置きを作ることにしました。

 

鋳造体験 申込URL

 

体験メニューの一覧、時間帯、金額もこのページにあります。

 

能作本社

和モダン,素敵な社屋じゃないですか!

 

オフィスって大切ですよね、自宅と同じくらい、社員が長くいる場所ですから。

 

隣接する菜の花畑

オフィスのすぐ横に、菜の花畑があります。一面、菜の花!ここで、お祭りも開かれるそうです。

 

 

体験開始

オフィスに入り、予約に応じて先に支払いを済ませると、コースに応じたバッジのついたエプロンを受け取り、時間になったらNOUSAKU LABに行きます。

 

体験コースは、モノは違えど、自分のコースに合わせた鋳物の見本を使って、鋳型を作り、錫を流し込むという流れは同じになります。僕は箸置きなので、箸置きの鋳物を。

 

鋳型製作開始

鋳物の周りを土で固めます。


鋳物で型が取れたところを空洞にし、2段にできたら、自分のものだとわかるように印をつけます。

 

インストラクターさんが、熱々(摂氏270度)の錫を流し込んでくれます。

 

熱が若干覚めるまで待ちます。

 

熱が取れたら・・・

 

土を落とすと、鋳物が出来上がります。

 

あとは、これをペンチで切ったり、ヤスリで磨いたりして、滑らかに、光沢を自分で付けます。

 

余談

お子さん連れだと、出来上がった鋳型を粘土と勘違いしてしまい、出来上がった鋳型を親御さんが見ていないうちに崩してしまうということがよくあるようです。笑

 

実際、僕も一緒に体験したお子さんがやってしまい、あー!と言われた勢いで泣きじゃくっていました。

 

完成品

出来上がりはコチラ。完成品は、陶器とは違ってその場でもらえます。

 

長さを同じに切り取り、半月っぽく、箸を置きやすく削りました。自分で作るとなおさら、愛着がわきますよね!

 

まとめ

初めての錫鋳造体験、だ〜いせ〜いこ〜う!僕は朝の10時からの開始時間で予約したのですが、90分後の終わった頃には、オフィス内が順番待ちで人だらけ!きっとこれからもっと混雑すると思います。予約必須ですので、ご旅行の際にはいかがですか!?

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