明治神宮献上銘菓店は、こしあんの楽園 – 光輪堂

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光輪堂

東京調布市若葉町、最寄駅は京王線仙川駅に、創業50年以上続く老舗の和菓子屋 光輪堂があります。

 

先日伺った際、ごま大福をいただいたのです。その模様は、コチラで。

 

前回、お目当てだった、あん団子、巻の餅、道明寺が共に売り切れだったので、今回再訪問してきました。

 

と、その前に、光輪堂をもう少し紹介します。

 

明治神宮献上銘菓

光輪堂の「松波」という菓子は、明治神宮に献上されており、明治神宮献上銘菓となっています。店内にはその表彰状が飾られています。

「松波」は10個単位での販売なので、また別のブログで書きたいと思います。

明治神宮献上銘菓の賞状があるだけに敷居が高い印象を受けますが、光輪堂の奥さまは気さくな方で、気軽に話しかけてくれます。

 

場所

〒182-0003 東京都調布市若葉町2丁目14−5

 

京王線仙川駅から歩いて5分ほどですが、光輪堂が面している国道118号線は抜け道になっています。非常に交通量が多く、狭いのでご注意下さい。

 

巻の餅

いわゆる豆大福のように、こしあんを包み込むものとは異なり、こしあんを餅で巻いたものになります。目白・志むらの福餅も、このタイプですね。最初から最後まで、こしあんと餅のバランスが一定になっているので、食べる時にバランスを気にしないで良いというメリットがあります。

 

北海道大納言小豆を使用ししたこしあんの滑らかさに、塩気を少し強めに感じる巻の餅、豆はしっかりと歯応えを感じます。甘さのあとに塩気が引き締めてくれるので、一口一口楽しむことができ、すぐに一つ食べ終えてしまいます。

 

今回、接写用にレンズを購入したので、早速撮ってみました。

 

接写

巻の餅の包まれているこしあんがあまりにも綺麗だったんですよね。

 

接写で撮ると、少し艶やかさを感じる気もしますね・・・。

和菓子のきめ細やかさをお伝えするには、接写っていいかもしれません。

 

道明寺

前回売り切れだった道明寺も、ようやく手に入れました。光輪堂の道明寺は、桜の葉をダブルで使用しています。どうも、道明寺の桜の葉を取って召し上がる方もいらっしゃるようで、購入時に光輪堂の奥さまから、「好きだったら、桜の葉も一緒に食べてね!」とおっしゃていただきました。

 

2倍の桜の葉だと、中味が見えないので、少し失礼して。

 

なんというか、桜の葉をめくることに、恥じらいを感じてしまいますね・・・。

 

さて。

 

光輪堂の道明寺は、白めな餅が入っています。そこに2倍の桜の葉は、やはり他の和菓子屋の道明寺と比較しても塩気を強めに感じます。それが良い!甘さを引き締める範囲での、最大限の塩気、まさにその塩梅が好きな人にはたまらない味だと思います。

 

あん団子

そして、最後に、満を持してのあん団子。

 

草団子にこしあんがたっぷり乗っています。このあん団子のこしあんは、巻の餅とは違って塩気はありません。その先の草団子にたどり着いてびっくり!今まで食べた団子の中で1番柔らかい団子だと思いました。買って帰ってきてから6時間ほど経っていたにも関わらず、ふんわりといえるほどの柔らかい団子。すごいものに出会ってしまいました・・・。

 

接写

あん団子も接写で、撮ってみました。

 

秘境といいますか、洞窟のような、鍾乳洞のような景色にも見えます。これだけ細かくなっているから、ふんわりとした団子になるんでしょうね。

 

まとめ

巻の餅、道明寺、あん団子、そして前回のごま大福。思い返してみると、光輪堂でこれまで頂いた和菓子は全てこしあんでした。商品によって違うこしあん、そして塩気とのバランスを、色々な和菓子で楽しめる老舗和菓子屋 光輪堂。こしあんで、塩気が好きな方、例えば、おしるこを食べる時に塩昆布とのバランスを自分で調整したりして楽しむのが大好きな方には、たまらない和菓子屋だと思います。

 

仙川駅周辺に新しい和菓子屋も出来ましたが、それでもまだ2件です。仙川駅周辺にお越しになったら、50年以上続く老舗の味をお試しになってはいかがでしょうか。

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