第2章・モモタロー、東京へ:チャチャ丸といた16年間

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前章

 

「飼います!」

と言ったものの、福島からどうやって?と思っていました。
運が良いことにペットショップの支店が渋谷にあり、輸送してもらえることになりました。福島で出逢ったチャチャ丸、初めての上京です。

 

モモタロー、東京へ

例の収録の仕事も終わった1週間後、2004年10月2日に渋谷店で再会しました。

引き渡しのを進める中で、血統書を受け取ったのですが・・・

 

血統書

 

モモタローサン、トウキョウヘヨウコソ・・・。

 

Eagle of Animal Momotaroがチャチャ丸の呼称だったようです。

イーグル オブ アニマル モモタロー・・・。

 

個体識別のためだけの名前なのでしょうけれど、ねぇ。

 

モモタローの血縁には、Yukaちゃんもいるようです。

 

CIMAを拝借

引き渡しが終わったものの、犬とケージやら身の回りのものを一式持って山手線に乗ることは出来ませんでした。

 

もちろん想定済み。

 

ここで先輩直伝の悪知恵で、所属芸能事務所の車を拝借しました。バレたら怒られるだろうなぁと思いつつ、日産CIMA(4代目)の助手席にチャチャ丸を乗せ、我が家へ連れて帰ってきました。

 

ちなみに、事務所の日産CIMAを近くの100円パーキングに止めようと、狭いスペースで何度も切り返しをしているうちにロック板(フラップ版)が上がってしまったようです。CIMAの底からガリガリガリというような音がした気がしましたが、ロック板には傷はなく、事務所の方々にもバレなかったので大丈夫でした。

 

我が家へようこそ

かくして、チャチャ丸が我が家にやってきました。

我が家に到着したばかりのたばかりのチャチャ丸です。

 

散歩は1日30分してあげたいと思いましたが、まだ生まれて3ヶ月未満、ワクチンも摂取し終わっていないため、しばらくは家の中で遊んであげるのみでした。

 

食事は成犬よりもこまめに与える必要があり、すぐに柔らかくしたご飯をあげました。

 

共同生活開始

この日から、狭い部屋での共同生活が始まりました。
犬を飼う上で立場を明確にするため、しばらくはケージの中で生活させ、遊ぶときだけお部屋に離してください、と引き取り時に言われました。

 

狭いケージの中を動き回り、徐々にボサボサになっていくチャチャ丸を見守りつつも、強い意志を持って臨んだつもりでした。

 

が!

 

ケージの中から出してくれ〜!

 

と言わんばかりの甘え声で一晩中鳴き続けました。

1日、2日、3日と続き、5日目で私の睡眠不足により挫折しました。

 

その日から、仰向けに寝る私のおなかの上がチャチャ丸のベッドになりました。

 

 

次章

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