ラマダン中のDubai訪問 – Another Sky

先日、仕事で幸運にもアラブ首長国連邦はドバイへ行くことが出来ました。その際の模様を以下に残しています。

このページは、その訪問中の記事としていくつかに分割しているうちの1つになります。

 

目次

ラマダン(Ramadan)

奇しくも、ドバイを訪問した期間はラマダンでした。約11ヶ月周期でやってくるラマダン(断食月)、2019年は5月5日(日)〜 6月3日(日)でした。

 

Dubaiで唯一モスク見学ツアーを実施しているジュメイラ・モスクへ行きました。その際、ラマダンについても教えていただくことが出来ました。

 

ジュメイラ・モスクで伺ったラマダンの目的を抜粋で紹介します。

 

目的

ラマダンは、例えば病気で定期的な投薬が必要な方々や妊婦にまで厳格に求められるものではなく、あくまで自己抑制の一貫であるとの説明でした。新陳代謝が向上しファスティングとしても効果を持つ、そして、何より苛烈な砂漠気候の下、自らの欲望を抑えて過ごす1ヶ月は、自身と向き合い、強くコントロールすることが出来るようになる修行でもある、ということでした。

 

白糸と黒糸の区別がつくうち

日の出から日の入りと言われていますが、古代ではその正確な時間を知る術はありませんでした。ゆえに、イスラム教の国では「日の出から日の入り」の時間は、「自然の光だけで、白糸と黒糸の区別がつくうち」というように表現されたりする、と、とあるイスラムの国に在住経験のある方から伺ったことがあります。

 

ラマダン中の訪問時、注意すること

ラマダンはその期間中、日の出から日の入りまでの間、すべての飲食を制限します。公共の場や屋内であっても周りにはラマダン中の方もいらっしゃるので、気を遣う必要があります。

 

地元レストランは休業

多くの地元のレストランは、ラマダン中、休業になります。行こうと思っていた中東のファストフード、シャワルマ(Shawarma)の行きたいお店があったのですが、残念ながら休業になっていました。

 

ラマダン中の商業施設

フードコート

ラマダン中ですが、ショッピングモールのような商業施設では、衝立の奥で観光客向けにフードコートが開いていたりします。

 

 

フードコート以外でも、ほとんどすべての店舗が営業しており、黒いベールや衝立で覆いながらも営業を続けています。

 

 

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