イスラム教を知る・ジュメイラ・モスク見学ツアー – Another Sky

先日、仕事で幸運にもアラブ首長国連邦はドバイへ行くことが出来ました。その際の模様を以下に残しています。

 

https://www.kengenius.com/another-sky/uae/first_visit_dubai_uae

このページは、その訪問中の記事としていくつかに分割しているうちの1つになります。

 

ジュメイラ・モスク(Jumeirah Mosque)

異なる文化圏に来たからには学びたく、アラブ首長国連邦内のモスク見学ツアーに参加することにしました。このジュメイラ・モスクは、ドバイで唯一、見学ツアーを開催しているモスクになります。

 

目次

ジュメイラ・モスク見学ツアー

  • 開催日:金曜日以外
  • 開始時間:午前10 : 00開始(午前9 : 45頃受付終了)
  • 料金: 25 ディルハム

一部ツアーガイドに10ディルハムと書かれていましたが、実際は25ディルハムでした。

 

当日急に・・・

この日の前日は夜間まで作業していました。そのせい(おかげ)で、一日休みが出来たのですが起きるのが8時過ぎになってしまいました。そこで、ル メリディアン ミナ セヤヒ ビーチ リゾート & マリーナの宿泊プランに含まれていた送迎サービスを使うことにし、コンシェルジェに依頼をしました。配車に当日の空きがあるか確認するから待っていてくれ、と言われ30分ほど待っていました。

 

夢の車、GMC Yukon Denari!

配車を完了したコンシェルジェの方がやってきて伝えてくれたのは、「特別に大きい車を手配したよ!」という素敵なお知らせ。ついていくと・・・

 

この後ろ姿は、あの頃憧れたGMC Yukon Denari!!

 

とにかく大きいのです。最大9人乗り。

 

それを一人占めさせていただいたので嬉しくてセルフィーしてしまいました。

 

8人乗りでも端に座ってしまうのは、日本人故の性でしょうか。

 

ジュメイラ・モスク到着

無事、受付時間終了前にジュメイラモスクに到着しました。

 

裏側に回ると、見学ツアー受付の建物があります。

 

受付の方がいました。

 

25ディルハム支払うと、チョコレートをいただき、開始時間まで待ちます。

 

時間になると、結婚してイスラム教に改宗したという女性の方が降りてきました。この方が見学ツアーのガイダンス(英語)をしてくださいました。モスクに入る前の説明が始まります。

 

Open Doors, Open Minds

このガイドの方曰く、

「欧米からいらっしゃると、イスラム教の印象は少し怖く、厳しいかもしれません。ですが、私が思うにイスラム今日は、世界一平和的な宗教だと思います。故に私は、改宗することにしました。」

 

とのこと。

 

イスラム教の主旨は、「Open Doors, Open Minds」すなわち「誰にでも寛容であり、扉は開かれている」ということを中心に、1時間ほどの見学ツアーをしてくださいました。

 

モスクに入る前のお清め

まずは、モスクに入る前のお清めの説明がありました。説明を受けながら、実践してくれる方々を募集します。私も、立候補して参加しました。

 

お清めの中では、手から肘、足だけでなく、頭頂部や耳裏、鼻まで。モスクに入る前のお清めという意味だけでなく、砂漠の国であるがゆえ、砂が溜まりやすい場所にある砂を落として入室するための手順にもなっているようです。貴重な経験をさせていただきました。

 

ガンドゥーラを拝借

モスクに入るには、男性であれば長ズボン、女性はスカーフ等でヒジャブのように髪の毛を隠す必要があります。ですが、イスラム教徒の正式衣装であるガンドゥーラの貸出もしてくれるので、ハーフパンツの男性も参加できていました。

 

せっかくなので、僕もガンドゥーラをお借りしました。

 

モスク内へ

モスクの中に入ると、イスラム教の中心を形成する5つの柱、巡礼の地となるメッカの中心は空洞であること、どのようにイスラム教の生活が存在しているか、などについて順に追ってご説明いただけました。

 

 

イスラム教礼拝

言葉での説明に加え、1日5回の礼拝方法をデモンストレーションしてくださいました。

 

ラマダンについて

まさに最中でもあったラマダンについても説明してくださいました。

 

目的

ラマダンは、例えば病気で定期的な投薬が必要な方々や妊婦にまで厳格に求められるものではなく、あくまで自己抑制の一貫であるとの説明でした。新陳代謝が向上しファスティングとしても効果を持つ、そして、何より苛烈な砂漠気候の下、自らの欲望を抑えて過ごす1ヶ月は、自身と向き合い、強くコントロールすることが出来るようになる修行でもある、ということでした。

 

内装

モスク自体は、一度崩壊したそうで、写真に写っている内装の石や装飾は再建時にエジプトやロシアからの支援によるもの、ともお話されていました。

 

最後に

あまり宗教の深い話はここでは触れませんが、同じ地球上で日本からは遠く離れている異なる文化、宗教、その成り立ちや概念を知ることの出来る1時間ちょっとのツアーは、とても興味深いものでした。

 

インドネシアではイスティクラルという巨大なモスクの見学ツアーに参加させていただきましたが、ジュメイラ・モスクではイスラム教をより身近に感じることが出来たと思います。ご興味がある方はぜひ訪問してみてください。

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

目次