香港といえば、ワンタンメン。プリプリのワンタンの入った、ワンタンメン。嗚呼雲呑麺。これを食べずには帰れません。そこで、個人的に行ったことのあるうちから、4つほど紹介です。
麺の種類
香港では、大きく3つの面があります。米、麺、河、と書いてあります。米と河は、それぞれ米粉、河粉、と書かれることもあるかもしれません。違いとしては・・・
- 米:米で作った丸くて細い麺
- 麺:小麦と卵のつなぎで作ったいわゆるラーメンの麺
- 河:米で作った、平打麺
です。好きなものを選べる店もありますし、メニューによって指定されている店もあります。
お店
それでは、お待ちかねのお店紹介です。おすすめの順に紹介します。
沽(さんずいに「占」です。)仔記
セントラル(中環)、ランカイフォン(蘭桂坊)の近くで、Mid-levels Escalatorsのすぐ横にあります。この店の向かいにワンタンメン屋さんが先にできたそうなのですが、香港っ子曰く、後にできたこちらの方が美味しい、とのこと。
この店の特徴は・・・
- 米、麺、河がそれぞれ選べること
- 雲呑麺、牛肉麺、魚肉(魚肉のミンチボール)麺がメインメニュー
- 雲呑、牛肉、魚肉を2種もしくは3種トッピングとして選ぶこともできる
- 雲呑のプリプリ感が尋常じゃない(最低2個のエビが入っている)
ちなみに、これが雲呑、牛肉2種の米。
これが雲呑の河。
この店、最高です。
難記 潮州麺食
一番お世話になりやすい、尖沙咀にあるお店です。
この店の特徴は・・・
- 良いバランスの雲呑麺
- 牛胸肉の煮込みが旨い
- サイドメニューが充実してる
- 麺のシコシコ感が素敵
毎晩行っても飽きない!酷いときは、朝昼晩、昼と夜は牛肉煮込みを別皿で頼んだりしました。
源記 餐廳(庁の旧字)
ホルモン系の煮込み麺も含めて、一番メニューが充実しているのがこのお店。
この店の特徴は・・・
- 他のお店にないものを探せる
- 少し味が濃い時がある
- お米系メニューが充実
野菜も含めて、この店のメニューが一番多いと思います。そして店舗数も一番多いと思います。
別選
最近、香港で猛威をふるっているのが、「譚仔三可(可を縦に2つ並べた漢字)」だそうです。3兄弟でお店をそれぞれやっていて、このお店のオーナーさんは、今までにないものを作ろうとしているとのこと。確かに味が違います。少し酸味のあるスープに自分で絡みを追加していくタイプ。
そして、辛さのレベルも選べ、後からも追加できます。このココイチ的システムが素敵。今回は、友人の薦めのまま、1を選びました。全く辛くありません。けど、スパイスのバランスもあって、一番楽しめる味だろうと思います。
ちなみに、友人は大辛まで試したそうですが、香港の人でもこれは辛いと思うそうです。(それでも、美味しく食べきったとのこと。)
サイドメニューも、バラ肉のラー油にんにくトッピング的なものとか、スパイシーチキンとか、ここはビールとともにも楽しみたくなるお店です。
まとめ
それぞれ全く趣向が違いますので、他にも試してみてください!
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