青梅和菓子処まちだ
先代故町田清さんが終戦後まもなく和菓子製造販売を始め、工場を現在の青梅市西分に移転した後に、青梅和菓子処まちだの青梅駅前店が開店しています。小豆は北海道産小豆のみを、柚子は地元青梅産の柚子を使用し、餅粉は餅米を挽くことから始めているそうです。以降、「青梅和菓子処」と称すとおり、青梅周辺で拡大し、今日ではYahooショップにも出店、地元に根付いた和菓子屋さんです。
場所
〒198-0083 東京都青梅市本町130
JR青梅駅徒歩1分、ほぼ駅前ロータリー内です。
お店の前から見たJR青梅駅はこんな感じです。
梅大福(255円)
お店の外からでも目立っていた梅大福と梅最中ののぼり。本来、梅の実は夏の季語ですので、立夏に向けてのお菓子になります。まだ、春が来たばかりですが、ここ数日の気温は十分に初夏を感じさせます。
梅大福は冷凍商品
梅大福は冷凍のままの販売になるとのこと。自宅まで青梅から最低でもかかる1時間半ほど。
お店の方に訪ねたら、「その日の夜まで常温にしておけば、夏でもない限りは持ちますし、ちょうど解凍されますよ」とのことなので安心して買いました。
そして、帰宅後、夕飯後に開封した頃には、自然解凍されていました。
撮影用に半分に切ってみます。すると、言われた通り、種がまるごと!
梅は甘露煮なのでしょうけれど、この見るからにジューシーな中の梅を、どうやって作っているのか気になって仕方がありません。
肝心の味ですが、本来の梅の酸っぱさがしっかり残っています。なので、酸っぱいものが苦手な人には、少し強いと感じるかもしれません。個人的にはこの酸っぱさと新鮮な梅のジューシーな果肉と味、そして白餡との組み合わせ、大好きな大福の組み合わせです。まだ春が始まったばかりですが、夏にきっと合う和菓子でしょうね。
梅最中(120円)
もう一つののぼりがあった、梅最中もいただきました。梅大福が夏なのに対し、こちらは春の季語である梅の花のお菓子です。やはり、見た目が素敵ですね。
梅大福の印象が強すぎて、梅餡になるのかなと思って洗脳されていました。うっかりうっかり!こちらは、北海道大納言小豆のこしあんです
120円という価格でこの品質を出せるのは素晴らしいと思います。もっと驚くべきことに、「まちだ 工場直売店」ではこの梅最中のアウトレット品が4個で100円で売っていたりするということ!
まちだ 工場直売店
東京都青梅市西分町3丁目104
まとめ
これから夏に向けて、和菓子も盛り上がってくる時期になります。まだ青梅の梅を召し上がったことがないという方は、この機会に青梅地元密着の青梅和菓子処まちだの梅大福を試してみてはいかがでしょうか。
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