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宗家 源 吉兆庵
銀座・鎌倉・岡山に本店を構える和菓子店です。戦後に個人で始まった和菓子屋さんが、今やロサンゼルス、ニューヨーク、シンガポールにも支店を持つ国際企業になっています。
古来、「果子」と書かれていた菓子、原点である果実本来の姿・形・味わいを活かした和菓子を販売されている、僕の大好きな和菓子屋さんです。
吉兆庵美術館
和菓子屋さんだけでなく、鎌倉と岡山に、美術館を有していたりします。
まだ行ったことはないので、今後行ってみたいのです!
直営・千歳烏山店へ
京王線千歳烏山駅からすぐ、線路の隣にあります。バイクで伺ってきた時の記事はコチラ。
干柿 – 粋甘粛
長野県産の市田柿の干柿をまるごと1個使用した、贅沢な果実菓子です。
干柿を使用しているので、冬のみの季節と数量限定で登場します。
ちなみにお値段なんと1個534円(税込)!
まるごと1個使っているので、へたも付いたまま。稀に種も入ったままになっています。へたや種は食べられませんので、注意が必要です。
干柿の中には、白あんがぎっしりと詰まっています。
自然の恵みと申しますか、日光で凝縮された干柿の甘さ、そこに控えめな白あんの調和。この調和がもたらすのは、クリーミーな味わい。干柿をクリーミーに感じさせる白あん。
あぁ、こたつで食べたい。みかんではなく、粋甘粛を食べたい。冬にも和菓子を楽しめる果実菓子の存在は、季節の楽しみ方をさらに奥ゆかしいものにしてくれます。粋甘粛はきっと、日本酒やウィスキー、ブランデーも合うと思います。
まとめ
もうすぐ暖かい春がやってきます。その直前、冬の実りが届く季節でもあります。季節の果実菓子、粋甘粛で今しばらくの冬を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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