和菓子 紀の国屋
東京都武蔵村山市に本店があり、東京都多摩地方を中心に銘菓「相国最中」を販売している和菓子屋です。
特に北海道産の小豆のみを使用した餡は、すぐに分かる、滑らかな口触りからガツンとくる濃さがあります。どちらかというと、今日は甘いもの食べて、血圧上げて頑張るぞ!という時にはうってつけ。
甘いものが、そこまで好きではない、という方は相国最中の半分のサイズの「たんざく最中」をオススメします。ただし、相国最中(大納言)には求肥が入っていますが、たんざく最中には求肥が入っていません。
相国最中 160円
銘菓であり、看板商品でもある相国最中。大納言、栗が通常のラインナップですが、この季節には、桜葉が登場します。
相国最中から、大納言最中と桜葉最中を一つずつ。両方のせたら、いつも和菓子の撮影用に使っているお皿が埋まってしまうほどの大きさです。
皮からの香ばしい香り
包紙から開くだけで、皮から香ばしい、餅の原料である米の匂いがやってきます。
撮影用に半分に切ってお皿にのせました。
が!
十分乾いているお皿なのに、皮がお皿に張り付く!
パリパリになるほどの皮で包まれているので、お皿が本来持っている表面のごくわずかな水分でも吸収して付いてしまうんですね。
大納言最中
それでは、大納言最中から。
先程も書きましたが、紀の国屋の餡はとても濃く、たんざく最中には入っていない求肥の断層が見えるのが相国最中です。ですが、濃いからといって、決して固まっているような餡ではなく、中に入っている求肥と同じ柔らかさ。口の中で交わって溶けていくなめらかさのです。
そして、その後にやってくるのは、翼を授けられたかと思うほど、血圧が上がる感覚。エネルギーが欲しい時は、エナジードリンクではなく相国最中です。
季節限定 桜葉最中
この時期限定の桜葉最中。相国最中なのですが、北海道産の大手亡豆のみを使用した白あんをベースに桜が満開に咲き乱れるが如き濃さを感じられる桜餡になっています。そこに、大きく砕かれた栗も入っているのです。
春の嵐が口にしばらく残ります。もし元気を失っていたのなら、頂いた後には、また羽ばたけるようになっているでしょう。
ちなみに、相国最中のカロリーは、1つ230kcalほどだそうです。(和菓子 紀の国屋公式情報参照)
まとめ
エネルギーが欲しい時、巷ではエナジードリンクが流行っています。ですが、ここには、北海道産の素材のみを使用した、心まで満たしてくれ、翼を授けてくれる強力な味方がいます。ここ一番力が必要な時、エナジードリンクではなく、相国最中はいかがでしょうか。
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