Moto Guzzi V7 Ⅲが納車されて、4ヶ月が経過しました。

ところが!
トラブル発生
冬でも走れるようにと、グリップヒーターを取り付けたのですが、これが良く電圧不足で停止してしまう状況。紫色でインジケータが点滅し、いつの間にか消えてしまう。もちろん、ヒーターの効果はないのです。
装備しているグリップヒーター
キジマのGH07です。

ちなみにAmazonで買えます。1万円ちょっと!
キジマ(Kijima) グリップヒーター GH07 120mm スイッチ一体型 標準ハンドル用(22.2mm) 304-8198
修理開始
いつも頼りになります!SCS白山本店さんへ、入院。
輸入車の定めなのですが、修理パーツ到着に時間がかかるんですよね。これは、輸入車を買った以上、諦めなければいけないのですけれど、少し時間がかかってしまんたんです。というのは・・・
- ジェネレーター交換(約2週間)
- 海外出張で不在(2週間)
- 引取後、再発で修理持込(2週間)
- レギュレーター交換(約2週間)
- 引取も、しばらく乗れず(1週間)
- 再発、修理持込(1週間)
- ステーターコイル交換(2週間)
これでも、電圧不足の理由がよくわからず。いつの間にか2018年に!でも、ここまできたら徹底的に改善したい!SCS白山本店さん監修の下、色々試してみることに。
原因
Moto Guzzi V7 Ⅲでグリップヒーターを使いたい人は、必見!最低でも、ヘッドライトだけでもLED化して省エネ化しなければ、グリップヒーターは使えません!
元々の白熱球ヘッドライトだと、55w消費しているそうです。そして、グリップヒーター(キジマ・GH07)は35wから40wほど追加で使用してしまうことに。このグリップヒーターが電力不足のしきい値をどうも跨いでしまったようです。
そういえば白熱球の純正ヘッドライトも、エンジンの回転に沿って明滅しているような感覚はあったので、確かにこれが原因というのは合点がいきます。
となれば、対策するのみ!
対策
ヘッドライトLED化発動!
となれば、省電力化するしかありません。安定化させないと、ETCがあったり、走行中最悪エンストしたら命に関わります。
そこで色々なLEDを試してみることに。
もちろん、適合テストをしていたりするものの方が可能性は高いのですが、これまたトラブルがあったのです。
再度トラブル!
V7 Ⅱとはヘッドライト取り付け位置も変わっており、V7 Ⅲのヘッドライト収納スペースはさらに狭くなっているということ! これには、SCS白山本店さんのテクニシャンの方も驚いていらっしゃいました。
適合LEDヘッドライト
というわけで、取り付けられるものを探さなければいけなくなりました。実は、いくつか試してみて、失敗してます。その中で、現在僕のMoto Guzzi V7 Ⅲ Anniversarioに付いているのはコレです。
e-auto fun バイク ヘッドライト H4 ホワイト6500K 25W/2800LM
そして、更に取り付けにクセがあります。
取付
元々の状態

これが、ヘッドライトを開けた状態です。
V7 Ⅱからの変更点

この奥、ヒートシンクを収める部分が、V7 Ⅱより狭くなっているのがこの部分。
先程紹介したLEDヘッドライトでも、少しアウト。なので、少し加工が必要になりました。
加工箇所(カプラー)
赤丸で囲んである部分を、収まるように少し加工して、SCS白山本店さんのテクニシャンの方にコンパクトに折り曲げて頂きました。

するとどうでしょう?バッチリ☆
効果測定
省電力効果
しっかりと消費電力が下がっているか、帰り道は乗って帰りました。すると・・・。
- 明らかにエンジンからの鼓動がパワフル(縦型Vツインのジャイロ効果を前よりも強く感じる、というかじゃじゃ馬的になってきた・・・。
- グリップヒーターが本格稼働!温い!
という結果になりました。もちろんそれだけではなく。ヘッドライトLED化の効果といえばもちろん、夜道の視認効果です。
ライティング効果
チョー、見やすい!

少し正面から。

夜道を走るのが安心になりました。V7 Ⅲは、ぜひヘッドライトをLED化しましょう。
まとめ
- V7 Ⅲでグリップヒーターを使うなら、省電力化はほぼ必須(ヘッドライトLED化推奨)
- V7 Ⅱよりも、V7 Ⅲのヘッドライトのスペースは狭くなっている
- V7 Ⅲ、細かいところで仕様が変わっている
追記
SCS白山本店さん、ご協力ありがとうございました!
念のため、更に省電力化しておきたいのでテールランプもLED化します。またそれは別の記事で!
ようやくバイクに乗れるぞ〜!
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