昨日、2代目相棒「SUZUKI GSX-S1000F」とさよならをしてきました。新車購入後、11,000km弱の距離と2年弱の時間の中で、たくさんのことを教えてくれた初めての大型バイクでした。
なぜ、手放したのか?
同僚に、「え?手放すの?愛がないよね・・・。」と言われて、少し凹みました。
もちろん、購入した時にはずっと乗っていたいと思えるバイクと思えたのですが、実際に乗ってみていくつか気になったことができたんです。それは・・・
- 日本の公道では、5,000回転出せれば良い方
- だからといって、サーキットに行くようになればきっといつか死ぬ
- 自分の趣向が、スーパーバイクではなくなりつつあった
僕がバイクだけが趣味、という人間であれば、このバイクに乗り続けたと思います。それだけいいバイクです。やはり、日本製のバイクは優等生だと思います。そして、初代のバイクであったVTRを同様に10,000kmで手放した理由も、同じようにカブっている。
- 250ccは高速がツラい
- 初心者は卒業した(つもり)
- 故障が目立ってきた
自問自答を繰り返し、そこで見つけてしまったものがあるのです。
一生の相方が欲しい
一時は、Indian MotorcycleのScoutに乗ると思っていたこともありました。そうして探しているうちに見つけたのが、イタリアンバイクの雄、Moto Guzziでした。
Moto Guzzi V7 III Stone
2017年のモーターサイクルショーでV7 IIIが発表され、海外ページを見た時に出てきたこの青!
これっきゃない!とすぐにディーラーに連絡したところなんと。。
V7 III Stoneは日本では販売予定なし
えっ?これ、絶対売れるでしょ、と思うけれど、不具合乱発、壊れやすくてパーツの手に入りにくいイタリア製のイメージが染み付いていればそりゃ敬遠されるよね。
でも、それが「相方」というものなのだ、ということに気がついたのです。手を加えて、長く寄り添うことでどれだけ愛が増すか。そこに、月並みですが気がついたのです。
うむ・・・。うむ・・・。あー、諦めきれない!あれ?なんか、世界1,000台限定の50周年モデルが出るとか書いてある。ディーラーさんに即電話。
「V7 III Anniversarioって入荷するんですか?」
担当さん「日本には、50台しかはいってこないんですよ。」
僕「え、予約って出来るんですか?」
担当さん「えっと、実は数台押さえられそうかなぁという」
僕「買います」
Moto Guzzi V7 III Anniversario
なんと、ゴー☆ジャス!これなら、世界の果てまでマダガスカル!Moto Guzziといえば、縦置きVツインエンジンが、横に揺れるという独特なバイクです。気になるのは、乗っていたGSX-S1000Fが149PSという馬力を誇っていたところから、3分の1になる50PSとなること。これは、慎重に乗らないと・・・。
納車はまだまだ先ですが、V7 III Anniversarioに跨った新生Kengenius、どうぞご期待ください!ツーリングも全国津々浦々伺う予定ですので、レポートをいたします。
V7 III Anniversario 詳細スペック
ちなみに、スペックはMoto Guzziの海外ページにありますので、ご覧ください。
http://www.motoguzzi.com/en_EN/motorbikes/naked/V7-III/V7-III-Anniversario/
最後に
2年弱、その中で僕の運命を変えてくれたSUZUKI GSX-S1000F。最後のツーリングで行った、石川県千里浜の写真に、感謝を込めて。
ちなみに、千里浜の記事はコチラです。
https://www.kengenius.com/bike/gsx-s1000f-touring_go_hokuriku
願わくば、次のオーナーさんがさらにたくさんの思い出と時間を過ごしてくれると良いなと願っています。
ありがとう!SUZUKI GSX-S1000F!!
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