通りでも、地下鉄駅の通路でも、大道芸のライセンスさえ取得していれば、技術に関係なく演奏できる街、ロンドン。大道芸人、通称Buskerという存在が、多様性への寛容から来るのか、それとも音楽が根付いているのか、文化そのものなのか。答えは出ませんでしたが、音楽が、どんなジャンルの音楽であっても優しく包み込んでいるような印象を受けました。
Tottenham Court駅の交差点すぐで演奏するバンド。
軽快なロックサウンドが夏空に合う。
Tottenham Court駅構内を歩くと聞こえてくる、自然にリバーブが聞いた音。これだけで幸せ。
その音の先には演奏するギター少女。Fenderの新製品、American Proffessionalシリーズを早速購入した模様。
旅路を急ぐ人に優しいギターサウンドを。
Oxford Circus周辺の歩行者天国の中、哀愁漂うジャズを吹き続けるサックスプレイヤー。この人の人生に何があった…。
Oxford Streetの夜8時、ポリバケツやフライパンで作ったドラムとギターのコンビネーション。体じゃない、自然と心から踊らせてくれる。
Buskerの数だけ文化が生まれ、そして人知れず消えていく。そこにはたくさんの物語があり、小説よりも奇妙な事実が交錯している。人そのもの、生きることがそこにあるのだ。
Buskerに敬意を込めて、心からの花束を。
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