Pride in London Parade

忙しい日々の合間、週末は時間が出来たので、街に繰り出すことにしました。

 

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出張中は個人的に遊ぶな!

出張中だから遊ぶな!という話をよく聞きます。そんな上司のいる会社は辞めてしまいましょう。異文化から感じ取り、いずれ仕事に戻ってくる、それを想像すら出来ない上司や会社なんて、あなたの未来を狭めるだけです。

 

という自由行動時に何か起きるのが僕なんです。あれ?なんかパレードやってるな…。と思ったらまさにこの日は年一回のPride in London Parade(LGBTパレード)の真っ最中。見事に巻き込まれてしまいました。

先入観

個人的に、LGBT、とかくゲイは好きではありません。

 

なぜか?

 

日本にいると、僕はゲイに好かれます。好かれるだけだったら良いのですが、僕を好きになるゲイは100%、体を触ってくるからです。男性女性問わず、許可もなく触ってくるのが気持ち悪くて仕方ないからです。

 

なので、少なからず先入観はありました。

 

ただ、それを変えてくれたパレードでした。

 

文字通り、多様性を受け入れよう、それだけのこと。LGBTに限らず、思想、宗教、派閥、全てを受け入れる取り組み。平等であり、公平である、人間としての基礎を伝えているだけのこと。僕らは不完全な生き物である、誰も否定できない事実を、ちゃんと伝えてるに過ぎないのです。

 

だからこそ、警察も消防も、メーカーもサポートをするのです。もちろん、サポートしなかったら大変なことになるというのはみんな知っているから、ということもあるのだけれど。それだけの価値が、ここにはありました。

 

警察も。

 

軍も。

 

ドラッグクイーンも。

 

ロンドンでいつも吹いているサックスプレーヤーのおじさんも。

 

そして、僕が以前務めていたViacomも。

 

この瞬間を分かち合っているのです。

 

このパレードを通して。ゲイの街と言われる、SOHOも人で溢れ、人はダンスに身を投じます。

 

そこから文化はゆっくりと生まれ、変化していきます。いつから人は分かれ、争うようになったのか。原始的な問いすら思い起こさせる日。音楽とは何か、人生とは何か、文化とは。本質的平等とは、何なのか。

 

いつまでも終わらぬ悩みは、人類共通なのかもしれません。自信を持って前に進んで良いんです。

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