台湾・九份
特に日本人にとって九份は「千と千尋の神隠し」のモデルとして馴染み深くなりましたね。台湾に来たら、九份には行きたいと思っていました。
クーフン?キュウフン?
クーフンかと思っていたのですが、現地の方々は「キュウフン」と言っていました。ただ、現地の北京語では「Jioufen」です。
九份の由来
9人しか住んでいない田舎の村で、9人で土地を分けていたから、だそうです。
夜の九份ツアー
注意
すっかりガイドブックでキレイな九份の夜景だけを期待していったので、準備不足でした。なので、いくつか注意した方が良いことがあります。
九份は雨模様
- 傘よりカッパがオススメ
山間部に位置するため、現地の人は台北が少しでも降っていれば九份は絶対雨、と思うそうです。靴は確実にビショビショになります。
階段が360段近く
迂回路で階段を少なくすることも出来ますが、九份の夜景から離れることになります。ツアーの場合、往復を迂回路で行くと集合時間ギリギリになると思います。なお、ベビーカーは無理です。というのは、お店の閉店時間が近づくにつれ、清掃車が迂回路を全速力で通ります。その際、退避できる場所がないくらいの幅で迫ってきますので危険なためです。
バスツアーでの参加の場合、車輪の上の席は鬼門
台湾のバスは2階建てに近い構造です。そして、高速道路も滑らかではありませんので、台北から九份までの1時間だけで十分乗り物酔いします。普段は穏やかな台湾の方々も、ハンドルを握ると変わる人が多いそうで、バスツアーであっても容赦はありません。
スリが多い
のちほど写真が登場しますが、中腹あたりから人通りも増えますので、盗られたら確実に戻らないと思います。
夜の九份ツアー開始
バスの駐車上から少し上り坂を歩きます。上を見渡しても、雨が降っていればあの赤い提灯が並ぶ風景はかき消されています。本当にあるの?と思ってしまうくらい。
そんな中、いよいよ九份の階段の始まりです。入り口には交番があります。
階段の始まり
ここから360段近くあるということで、荷物は最低限にすることをオススメします。
この日も、大雨でした。写真も加工しているわけではなく、カメラが勝手にハーレーションを起こしてしまいます。
中腹の広場付近
ここまで150段近くの階段を登ります。だんだん、見たことあるが増えてきて、中腹の広場に出ます。
傘の多さでわかると思いますが、もう靴はびしょびしょです。
阿妹茶屋
中腹から少し上のところに、「千と千尋の神隠し」に登場する湯婆婆の家のモデルになった「阿妹茶屋」があります。
そのまま、湯婆婆の家だよ、と。
奥には日本語でも書いてありますね。笑
見学だけでも大丈夫ですし、奥ではお茶を頂くこともできます。
スタジオ・ジブリのグッズもしっかり置いてあります。
終盤〜九份の頂点中腹を過ぎると、ガイドブックで見ていたフォトジェニックなポイントが続きます。そう、ここに来たかったと思える頃です。
そういえば、「千と千尋の神隠し」で千尋の両親が食べまくっていた屋台と料理は?
あのシーンと食べ物はさすがに再現できないようです。食べ物をとても美味しそうに描くのはスタジオ・ジブリの素晴らしい技術ですよね。
頂点
360段近くの階段の頂点には、昔使われていた小学校があります。
この写真も雨でハーレーション起こしていますね。
まとめ
同じ道を帰ってもよし、帰りは横道にそれてもよし。帰りはまたツアーのバスであれば、先程書いたように、特に乗り物酔いに弱い方は「車輪の直上の席」には注意してくださいね。
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