会社からランチ帰りにふと見つけた和菓子屋さんがありました。六本木の路地裏、俳優座とミッドタウンの間くらい。月日を感じさせ、漆のお盆に飾られている和菓子、それだけで興味津々だったので会社に買って帰りました。
狸だんご本舗 榮むら。「創業70年ですが、うちなんかまだまだです。和菓子屋となれば
虎屋さんは500年、青野さんは150年。これからも精進しなければなりません。」
その言葉の謙虚さを遥かに飛び越えていく、昔、祖父に連れられて食べた団子の味。みたらしも草団子も、最後にやってくる僅かにキリッとした塩味、大福の餡も綺麗で、お茶を煎れずにはいられませんでした。
言葉も甘味も、ごちそうさまでした。
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