和菓子 ささき
京王線つつじヶ丘駅徒歩3分ほど、線路沿いから入ることが出来る富士見街商店会にある、昔ながらの和菓子屋、和菓子 ささきです。
いつ行っても、人が集まっているんです。子供連れからお年寄りまで。
「ここの和菓子は、餡が美味しいの!」や、「お赤飯が格別なの」というおばあちゃんたちがたくさんいらっしゃいます。並んでいるだけで人が集まってきて、会話が生まれる、そんな和菓子屋です。
確かに、どの和菓子も美味しいのです。全て国産の素材にこだわっているのに、値段も破格。みたらしだんごは60円です!
場所
〒182-0006 東京都調布市西つつじケ丘3丁目25−4
富士見街商店会
逆側からも入ることが出来ますが、初めての方は線路沿いから来た方がわかりやすいです。
黄色い看板が目印です。
ぼたもち(こしあん・つぶあん) 200円
どの和菓子も美味しいのです。けれど、カウンターで心をガッツリ掴むのがコレ。ぼたもち。いかにもヘヴィー級。
ぼたもちとおはぎ
ぼたもちとおはぎがありますが、サイズの違いだけです。中身に代わりはありません。
だからこそ、ここはぼたもちで!
こしあん
こしあんって、綺麗ですよね。なめらかに裏ごしされている表面が絹のよう。
それが故に、お皿に一度置いてしまうと、お皿にくっついて大変になります。アロンアルファのCMと同じことができますよ!
つぶあん
こしあんを持った時に比べて、つぶあんの方が重い!ヘヴィー級のヘヴィー級。
ちなみにぼたもちに限らず、和菓子 ささきでは、多くの和菓子でこしあん・つぶあんが用意されています。
こしあん・つぶあんを半分に
おはぎの中核であるもち米、ここの「ころしぐあい」で味が左右されるのは言うまでもありません。
「ころしぐあい」なんていうと物騒だと言われる、それこそ最近は物騒な世の中です。
全殺しとか半殺しというのは、米の潰し方の具合を言います。
和菓子 ささきのもち米はこの全殺しと半殺しの中間、全殺し寄りになっていて、僅かに米のつなぎ目が見えるほど。一番いい状態です。
モチっと、しかしツルッと。その上、米一つ一つの分離も残り、食べ応えしっかりの絶妙さ。
餡はしっかりと甘く、後味はキレよく。この大きさでも、もっと食べたくなります。日本むかし話で、ぼたもちを食べまくっているシーンを見て、いつかあれをやりたいとずっと思っていました。これなら出来る。その上、日本茶、いやほうじ茶が欲しくなる・・・。
一応、菓子楊枝も付けて写真撮ってみました。
でも、ぼたもちに菓子楊枝ってなんだか無粋な感じがしてしまいました。
おまけが付いてくる!
なんと、子供にはおまけを付けてくれるサービス付き。それは・・・
うまい棒
60円のみたらし団子でも1本付付けてくれるんです。子供としては楽しいですよね。
それ以上に、和菓子屋という場所で会話が生まれること、人が繋がること。お金を払って実現できることではないんですよね。
昔、多くの和菓子屋が、店内に椅子が幾つかありましたね。江戸時代、旅路の休憩所や街中の団子屋の名残のように。こういった場所が残ってくれる和菓子屋が、いつまでも、ありますように。
新商品のうまい棒・ちまき味
とある日くれた、うまい棒の新商品、ちまき味だそうな!
まだ食べてません!
まとめ
和菓子ささきでは、他にも茶席用の生菓子も販売しています。どの和菓子も安さからは想像出来ないクォリティの高さです。その前に、ぜひぼたもちを召し上がってみて下さい。
次回、みたらし団子や生菓子を書きたいと思います。
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