VMWare Playerブリッジ接続-無線と有線-

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環境

CentOS7がリリースされ、しばらく時間が経ってきたところでVMPlayerで久々に環境を作ってみました。VMPlayerのバージョンは7.1.2-2780323です。いつも引っかかるのはブリッジでVMNet0を使用し、ゲストOSがホストOSのネットワーク経由で外部と通信できるようになること、でした。

 

問題

てっきり、ブリッジに使用するホストOSの対象NIC以外でも「VMWare Bridge Protocol」にチェックが入っている、ということが問題かと思っていました。
2015_08_21_13_01_51_

 

PaloAlto NetworksのGlobal Protect等、仮想NICを作成するVPNでは気が付かずにチェックを入れっぱなしにしていたことがあったもので。

 

原因

しかし、今回の構築で気が付いたこと、それはホストOS上でVMPlayerインストール時に無線LAN NICが(物理的に)あった場合、Windowsのネットワークで無線LANが優先される(レジストリ設定)仕様に基づき、VMPlayerもハードコードされる可能性でした。

 

これはつまり、無線LANと有線LANがあって、有線LANのみ「VMWareBridge Protocol」にチェックを入れても、VMNet0上で有線LANはデフォルトルートとして扱われない、ということ。

 

有線LANのみ「VMWareBridge Protocol」にチェックを入れ、無線LAN NICを無効化した場合、起きる事象は以下。

  • ルーティングテーブルは正常
  • ホストOSとゲストOSはPING疎通可能
  • ゲストOSから、ブリッジネットワークのサブネット内には、(ホストOSを除いて)通信できない

 

解決策

全くワケが分かりませんでしたが、結果、無線LAN NICを有効化し、ブリッジネットワークに接続すると、上記全ての問題がサラっと解決しました。

 

無線NICでVMPlayerは通信させたくないのですが、ホストOSのレジストリをいじって別の問題を作る可能性があるのも避けたいため、とりあえず自分を納得させました。

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