アメリカ大統領選の時には、アリゾナ州にいました。為替は1ドル104円程度でした。
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運命の日
その運命の日は、ヒラリー・クリントン氏を支持する友人宅にいました。僕はどちら派というわけでもありませんでした。ただ、色々な考えを知りたかった。その中で、なぜ、どちらを支持するのか、という意見をたくさん聞けたのは、とてつもなく良い経験になりました。
日本の報道
それから、いかに日本で報道されるまでに偏向が入っているかも理解できました。ドナルド・トランプ氏があの癖のあるやり方で、独裁主義のように扱われているように見えました。その一方で、選挙に負けたヒラリー・クリントン氏を支持する人たちのデモ隊が高速道路を無断で封鎖するということまで起きていました。それはちょうど、僕がアリゾナ州からカリフォルニア、そしてハリウッドに向かう日でしたから、見事に影響を受けました。
情報戦の片隅で
たまたまとある日のサマリを見ていた時、変なアクセスがあったことを発見しました。
言語設定を操作して、Webmasterにアクセス解析経由で選挙活動をしているわけです。アメリカにいる時、オフィスで働いていても、会社の電話や同僚の携帯に自動音声ガイダンスの選挙活動の電話がかかってきていました。孫氏の兵法の如く、そしてそれを実践する無数の試み。文化の違いと共に、たくさんのことを体験できた貴重な日々でした。
そして為替は・・・
帰国した今、ドナルド・トランプ氏が大統領となり、1ドル114円、まだ伸びそうな勢いです。世界は、過去の経験だけでは予測できない未来に向かっているようです。
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