12年前に買ったTag Heuer LINK(クオーツ・クロノグラフ)、朝起きたら通算3度目、動きが止まっていました。きっと電池切れだろうと思ったので、約3年ぶりの修理に出すことにしました。
ここまでの修理経緯
1. 交通事故に遭った時にベルトもひん曲がったので、オーバーホールに出す
購入後ちょうど3年くらい。正規輸入代理店に修理依頼。検査結果で、ベルトは曲がっていたのですが、一部コマを交換するだけで直せる、ただし、オーバーホールは必要ということで、電池交換も含んで実施。
2. その後、3年で電池切れ
百貨店内正規取扱店に持っていったら、公式ではないけれど電池交換もやってますよ、Tag Heuerでこのタイプなら3,000円で出来ますよ、と誘い文句。前回オーバーホールやっているなら電池変えるだけで大丈夫ですよ!という説明と、1回目の金額の高さが脳裏をよぎり、屈服。結果、問題なし。ただ、次回はきっと正規修理に出したら、ベルト交換だろうって言われるでしょう、とのこと。
3. 再度3年半で電池切れ(今ココ)
こういうのは得てしてお金の無いとき、もしくは他にもお金がかかる時に発生するものです。そして、後回しにしていたので、ベルト交換も覚悟していました。
修理金額を見てみる
Tag Heuerは、国内の正規輸入代理店での購入には、エドワードクラブという会員サービスを行っていて、修理料金も割引を適用してくれます。並行輸入や海外での購入が身近になった今、正規店購入者との差別化はこういう形なんですね。
ちなみに、エドワードクラブにログイン出来ないと、会員価格の修理料金は見られません。
ログインして修理代を見てみるとこんな感じ。
やっぱり、ベルト交換は載ってない(高い)んだ・・・。おろそしや・・・
エスパス表参道へ行く
悩んでも仕方ないのでとりあえず旗艦店でもあるエスパス表参道へ。そこで日本語が上手な中国系の店員さんに見てもらう。店員さんからのコメントをカタカナで書くと悪意があるので、ちゃんと書きます。
大丈夫ですよ、当社の規定内です
ベルトは調整でいけると思います。オーバーホールではなく、メンテナンス1で出してみましょう。多分行けると思います。(店員さん談)
保証書は不要
もう保証書は提出しなくても良いんですね。データベースに記録してあって、正規輸入代理店での購入可が判別されるようで、Non-negotiableなわけです。登録したメールアドレスに数日後、検査終了後の見積もりが到着するので、そちらで決済してくださいとのこと。
見積もり結果
いよいよ届いた見積もり。赤文字のリンクをクリックすると・・・
こんな感じで、修理ごとに発行されるユーザー名とパスワードでログイン出来るようです。
そして・・・
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
72,360 JPY…orz
少し高い時計はメンテナンスもお金かかるの知ってて当時背伸びして買ったんすよ。。だから、他には高級時計は買わないって決めたんすよ。。だけれど、決済するまで、3日くらい、(毎日ログインしてたら、システムエラーが起きて一ケタくらい変わらないかな、なんて)悪あがきしました。結局、悪あがきはやめて、ポチッとして3日修理が遅れただけなんですけれど。
ちなみに、見積もりに関しては、ちゃんとどこが悪かったと明記してくれてます。これでちゃんと履歴を取っておいてくれ、かつ進行状況もすべてリンクしているので、デジタル化が良い作用をしているなと思いました。
修理完了
修理が終わると、発送業者の問い合わせ番号付きでお知らせが届きます。正規輸入代理店に修理持ち込みしたので、返送は無償だそうです。
3日ほど悪あがきをし、休日が多かった9月にもかかわらず、修理完了まで1ヶ月以内のクローズ。以前は3ヶ月弱かかっていたことを思えば素晴らしい進化だと思いました。
修理完了にて
本日届きました。交換前のベルトも戻してくれるんですね。LVMHグループのロゴで届くのは、なんだか不思議な感じがします。
時計自体はこんな感じ。きれいになりました。
余談ですがLINKシリーズの特徴でもあるベルトの値段は、37,000円っぽいですね。ベルトにも正規輸入代理店購入の割引が適用されるんでしょうか。
今回店頭でご対応頂いた店員さん曰く、クオーツの場合、オーバーホールは必要なときには指摘されるのでそれ以外は通常はいらないとのことでした。12年で2回、ちょっと扱い方が荒いかもしれません。大切に使います。
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