ビンミン @ ベトナム・ハノイ
ベトナムの食事は、日本人からすると結構ワイルドに感じるものが少なくありません。その中でも、食欲も満たしてくれるワイルドの代表格といえば、焼き鳥で有名なビンミンです。ビンミンは、なぜか西荻窪にも日本支店を持っている不思議なお店です。
場所
5 Lý Văn Phức, Cát Linh, Đống Đa, Hà Nội, ベトナム
ビンミン – BINH MINH
ハノイには「BINH MINH」というお店は、焼き鳥ではなくても他にも良くある名前です。ですが、片仮名で書いてしまっているビンミンは、ここだけです。日本語も通じます。キンマ通りからこのビンミンがある通りに曲がると、ここは焼き鳥店が並ぶ通りになっています。
メニュー
こちらにも、思いっきり「いらっしゃいませ」って書いてありますね。
一般的に見えるメニューですが、どれも日本の焼き鳥を想像すると、「すごく、大きいです・・・」という感想を持つと思います。少しずと頼むのも良いかもしれません。パンがあったりしますが、結構人気メニューだったりします。
価格
個別の値段は残念ながら、把握できませんでした。この日、後輩を連れて行った際には、以下を食べて520,000VND(約2,600円)でした。
- ビール x 4
- 足 x 1
- 手羽先 x 2
- もも肉 x 3
- 砂肝 x 2
- 豚あばら肉 x 4
どのメニューも、写真の通りの店の前で焼いています。見える通り、焼き鳥といっても炭火焼きというよりは、直火焼きです。文字にして、日本の焼き鳥の感覚で見てしまうと、単価が高く感じますが、そんなことはありません。それぞれのメニューは以下のようになります。
手羽先
L字型の手羽先のサイズを想像しますが、ここはベトナム・ハノイ、ビンミンです。手羽先から足元じゃないか?というくらいまで、太い一本の焼き鳥になっています。
もも肉
女性であれば、このもも肉1本で十分事足りるかもしれません。
ドラムチキンのような太い骨にもも肉が付いています。直火焼きで一番馴染みやすい一品かもしれませんね!
砂肝
砂肝は、日本とほとんどサイズは変わりません。
鳥のサイズが大きく変わるわけではないため、砂肝のサイズも同じですもんね。ただ、量が少し多く、日本の焼き鳥串の1.5倍くらいあります。
豚あばら肉
いわゆるスペアリブという箇所です。写真で2人前ですので、1人前ですと4つくらいになります。骨にしっかり肉が付いているので、食べごたえはバッチリあります。
これに加えて、ビールを2杯ずつ。
締めて、520,000VND(約2,600円)。1人にすれば1,300円ほど、しっかりと満足出来ると思います。
足
「足」の写真を撮り忘れていました・・・。ですが、「足」は鶏の足そのままが出てきます。筋やコラーゲンはたっぷりなのですが、少々食べにくいのが難点です。
見返してみたのですが、どうしてもネタ的な写真しか撮っておらず、ブログでの公開はできそうにもなかったので、改めて、掲載したいと思います。
別日の「パンとソーセージ」
別日に行った際に、パンとソーセージを注文しました。
パン
パンは、フランス領だった際にフランスから伝来した方法で作られている通り、ベトナムのではどこのパンも基本的に美味しいです。それがゆえ、バインミーというベトナム風サンドイッチが生まれた通り、このビンミンでもそのパンの美味しさは変わらず、意外に無難なメニューです。
ソーセージ
待っていました!という形のソーセージです。
味も良く、ある意味ベトナムのこのビンミンに来たからには、日本で食べられるソーセージよりも、他のメニューの方が良いかなというようにも感じます。
さいごに
全体的に、ビンミンで食べられる肉は日本の焼き肉と比べると、「肉」の匂いが強くあります。悪く言えば、少し獣臭さが残っていたりもします。それを差し引いても、このサイズとお値段でお肉に満たされる幸せを噛みしめるにはうってつけのお店だと思います。
地元メシというよりは、日本人向けのお店にはなっていますが、ベトナムを体感出来る良いお店だと思います。日本人が滞在する地域からも近い場所にありますので、ハノイ訪問の際、試してみてはいかがでしょうか。
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