DPRK Summit 2019 – 2019年米朝首脳会談のベトナム

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DPRK Summit 2019

2019年2月27日 – 2月28日に、ベトナム・ハノイで 米朝首脳会談が開催されました。現地では、「DPRK Summit 2019」と呼ばれていました。DPRK?ってなんだろう?と調べてみました。

 

DPRK

「DPRK」ってなんだろう?と思いました。日本では聞き慣れない言葉、「朝鮮民主主義人民共和国」の英語「Democratic People’s Republic of Korea」の頭文字なんですね。日本にいると、北朝鮮と韓国という南北それぞれ別の名称での報道を目にすることが多いのですが、世界的には北朝鮮ではなく「朝鮮民主主義人民共和国」という国家として認めている国もあるということ。そして、厳密に言うと、日本も「朝鮮民主主義人民共和国」を国家としては認めていません。

 

米朝首脳会談

先日のトランプ大統領と金正恩委員長のハノイ会談を指すようです。日本では「2019年米朝首脳会談」と通称されていても、ベトナムではベトナム視点での表記になっており、「アメリカ」は表記すらされていないことに様々な思いを感じます。

 

そんな中、2019年米朝首脳会談の影響は街中でも見ることができました。いくつか紹介したいと思います。

 

影響その1:道路封鎖

私が仕事していたハノイオフィスから見える日々の渋滞でこれまでで一番ひどかった時の写真と、2019年米朝首脳会談当日の朝に封鎖された道路の比較画像を作ってみました。

 

普段、スクーターは歩道の逆走もあるベトナムですが、この写真で見える差は気持ちの良いほどのものですね。

 

影響その2:Tシャツ

ハノイのナイトマーケットの中心、ホアンキエム湖の近くにあるお店では、2019年米朝首脳会談をオマージュ(!?)にしたTシャツをたくさん見ることができました。中でも一番好きだったのはこちら。

 

このTシャツも含め、他にもトランプ大統領と金正恩委員長リスペクトなTシャツがたくさん売られていました。米朝首脳会談の際、ベトナム国外の報道番組がこういったTシャツを見つけ、店主にインタビューしたところ、店主は「チャリティだ、売上はすべて寄付する」と回答したそうです。

 

ここ、ベトナムも共産主義。その国で生きる人々が、洒落っ気を持ってするりと柔らかく生きているような、そんな姿い魅力を感じてしまいます。

 

さいごに

世界的な会談を当事国でもなく、日本でもなく、全く異なるベトナムという国の異なる文化から少し垣間見ることができました。ベトナムに来るたび、この国への気持ちが、少しずつ大きくなってきています。

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