大切な友達とその息子さんで、パワースポットと言われるアリゾナ州セドナ(Sedona)へ、ジェローム(Jerome)経由でハイキングに行こうとなりました。僕がインディアンジュエリーを買いたい、といったところ、提案してくれた一日です。
コース
道の途中、サービスエリア的な休憩所でバイカー同士がどの道で行くのがベストかを討論するくらい、このコースはたくさんのバリエーションがあるそうです。今回のコースはこちら。
ワトソン湖(Watson Lake)
年間降水日はわずか4日というアリゾナ州フェニックスですが、この日も快晴。行く道全てで青空と鉄、銅を含んだ赤銅色の岩のコントラストは見ていて飽きません。最初の目的地、ワトソン湖畔です。
たくさんの岩の間のトレッキングコースを抜けて、湖面まで行くことが出来ます。あまり高くないように見えるかもしれませんが、これでも10メートル弱の高さがあります。
先ほどの写真を撮った場所を湖面側から見上げるとこんな感じ。
天気も夏場は50度に達することもあるそうですが、この日は11月。気温もちょうどよく、カラッと乾いた空気。最高に心洗われる瞬間でした。記念に友達が撮ってくれたパノラマ写真を。
ジェローム(Jerome)
2つ目の目的地はここ。ワトソン湖を後にすると、曲がりくねった山道を登り続けます。その先に見えてくるのがセドナ。先日、Sunrise Flightで見たセドナとはまた違う接近が出来るなんて、なんて素敵なんでしょう。
ジェロームの街中に入ると、片側1車線になり駐車場を探すのに苦労します。
公共の駐車場があるのですが、少し遠め。けれど、その高台から見渡せるセドナは素敵です。
一旦、ランチ休憩。息子さんのMaxはまだ5歳なのに、愚痴もいわずよくここまで一緒に来てくれました。親子の触れ合いを逆光で。
セドナ(Sedona)
最終目的地のセドナへ。向かう途中から、大きな岩が道路からすぐのところにたくさん。
ようやく駐車場を見つけ、僕の目的でもあるインディアンジュエリーを買うのに付き合ってくれました。
中心部分には、そこそこインディアンジュエリーショップがあります。お題として「フェザー、ターコイズ」の入ったアクセサリーを探していたところ、ばっちりなものを見つけました。
日本ではなかなか見つけられないのですが、銅のジュエリー。セドナの赤銅色の岩に囲まれたお土産としては、ぴったりでした。きっと、すぐ10円玉みたいになるでしょうけれど、それも楽しめそうです。
ディスカウントに注意
インディアンジュエリーといえば、ディスカウントしてくれるのは楽しみの一つという紹介をされていたり、当たり前という情報が良く目につきますが、そうでもありません。むしろ、値段をまけてくれというのは、サービスを提供して対等な対価を得るアメリカ文化では失礼なことなので、あまりしない方が良いと思います。
ただ、それでもセドナでは、こちらから言わなければ割引してくれたりします。僕も、もともと$55と言われたこのアクセサリー、良い人だったから$45にしてあげるよ、と言ってくれました。
最終目的地
最終目的地へ到着し、ハイキング開始。既に午後4時過ぎです。
この辺りの岩は、Church、Cathedral、Big Bellといった、教会にちなんだ名がつけられている岩が多くあります。昔の人は、岩に神を見ていたのでしょうか。
高い岩ではハイキングや、瞑想をしている人を多く見かけます。
一番高いところではありませんが、パノラマ、高画質の写真を。
日が暮れるまで、ただ見ていました。色々なことが、静かに心を巡っていく。Sunrise Flightとはまた違った、素敵な夕暮れでした。
帰り
帰路は時間もないので、17号を直線でひた走りました。4時間半2時間の帰路、その最中、全ての青と赤のコントラストに癒される旅となりました。
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