五壮洞 咸興冷麺(オジャンドン ハムフンネンミョン)
地下鉄2号線乙支路4街(ウルチロサガ)から徒歩10分ほど、家具通りの先にミシュランガイドで紹介された老舗冷麺専門店があります。五壮洞 咸興冷麺(オジャンドン ハムフンネンミョン)です。
場所
住所は、90-10, Ojang-dong, Jung-gu, Seoul です。
地下鉄2号線乙支路4街(ウルチロサガ)駅を出たら、一度曲がるだけですので、難しくはないと思いますし、営業時間中、お店の前は冷麺を求めて集まる客の駐車で渋滞していますので、わかるかと思います。
五壮洞 咸興冷麺(オジャンドン ハムフンネンミョン)提供のお店案内
店頭に置いてあった、お店紹介のカードを念の為こちらに残しておきます。
定休日
裏の地図には若干日本語が入っているのと、毎月第1・第3火曜日が定休日と記載されていますね。
調べてみたところ、内装がリノベーションされたようです。以前は畳の上にローテーブルと座布団という座席形式のようでしたが、フローリングにハイチェアとハイテーブルになっています。
お茶、ではない
着席後、注文と同時に料金を先払いし待ちます。その間、韓国でよくあるやかんから提供された飲み物。色から察するにごぼう茶か何かかな?と思ったのですが、若干油が浮いています。頂いたところ、コンソメのような温まる美味しいスープでした。
このスープは、ビビン冷麺の牛肉を茹で汁を使ったスープだそうです。上述の通り、やかんで提供された以降、セルフサービスでおかわりができますマイナス10℃近くとなっていたこの日、冷麺が到着するまで何度もおかわりを頂いてしまいました。
メニュー
五壮洞 咸興冷麺(オジャンドン ハムフンネンミョン)のメニューの中でも、ここの冷麺の特徴は、ガンギエイの刺身が載せられた刺身冷麺(フェネンミョン)と茹でた牛肉の切り身をのせたビビン冷麺(ビビンネンミョン)です。それぞれ、10,000ウォンでした。
大変に盛況なお店ですので、注文後10分もせずに到着します。そして、他のお店と同様、繋がっている麺を切ってくれます。写真を撮ろうと思ったら、時既に遅し、切られてしまいました。次回訪問時に、写真を差し替えたいと思います。笑
刺身冷麺(フェネンミョン)
早速、刺身冷麺(フェネンミョン)のメインである、刺身を頂いてみました。ファーストインパクトはガリッ、という食感に近いものすごい歯ごたえ。最初、骨を噛んでしまったのか、もしくは歯が削れたかと思うような衝撃でした。でも、骨も、歯が欠けた感覚もありません。改めて頂いてみると、刺身自身の歯ごたえなのだと理解すると、クセになって止まらなくなります。
ところで・・・
何の魚の刺身?
この「刺身」って一体何の魚の刺身?と思って不思議だったので調べてみたところ、ガンギエイというエイの刺身、とのこと。ガンギエイでまた調べてみると、「全羅道」という地域でよく食べられる魚のようですが、そのレビューの多くはアンモニア臭がキツい、という内容。ですが、この刺身冷麺(フェネンミョン)の刺身には一切の臭みを感じませんでした。
ビビン冷麺(ビビンネンミョン)
こちらは、茹でた牛肉がトッピングされたビビン冷麺(ビビンネンミョン)です。牛肉のみをチャーシュー皿のように別メニューでも提供していて、土曜日のお父さんたちがビールと共に頂いている姿を多く拝見しました。その理由もわかります。柔らかく煮込まれた牛肉とヤンニョムという辛い韓国の香辛料を、冷麺と共にいただく。ここまで来て食べてよかったなと思える味です。
五壮洞の冷麺
五壮洞の冷麺の特徴は、細麺で芋やとうもろこしから作られる麺だそうです。確かに他の地域に比べたら麺はかなり細いですが、弾力もありますし、何より私にとっては小麦が入っていないグルテンフリーというのは嬉しい。遠慮なく味わうことが出来ました。
まとめ
五壮洞 咸興冷麺(オジャンドン ハムフンネンミョン)は、ミシュランガイドで紹介された老舗冷麺専門店で、混雑もしていますが回転も早いのでそれほど並ぶこともないかと思います。また、五壮洞には、他にも美味しい冷麺専門店がたくさんあるそうですので、冷麺好きの方がお越し頂く価値は十分にあると思います。ぜひ、地下鉄に乗って、五壮洞冷麺を一度味わってみてはいかがでしょうか?
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