著しい経済発展状況 – ベトナム : Another Sky

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絶賛高度経済成長中

近年、特にこの10年で目覚ましい発展を遂げている東南アジアの中において、ベトナムも高度成長を遂げています。この5年の経済成長をベトナムでのIT技術の進歩状況で説明すると非常にわかりやすいと言われています。以下のような状況です。

 

  • 2014年 NokiaフォンやBlackberry
  • 2015年 ガラケーが普及
  • 2016年 スマホが普及
  • 2017年 タクシーにタブレット設置
  • 2018年 からは商業ビルにデジタルサイネージ

 

上記情報だけでも、その成長ぶりは十分にわかりやすいかと思います。日本では、少なくともガラケーの時代は10年近く続きましたし、タクシーでタブレットが設置されたのを見るようになったのは日本もほぼ同年頃、商業ビルの外側にデジタルサイネージが標準とされるようになってきた状況に至っては、日本の厳しい建築基準法と比べて導入は早く、発展の速度に驚くばかりです。

 

デジタルサイネージ

ちなみに、3ヶ月前に来た時には、このビルの外側にはデジタルサイネージはありませんでした。

 

今や、このビルのデジタルサイネージ権利は、某企業が買い取り、グループ関連会社のプロモーションに利用していたり、広告を募集していたりするそうです。

 

渋滞

商業ビルのデジタルサイネージと同じくらい明るいのは、街の渋滞です。これはとある日の夕方18時頃の大通りを、職場の20階フロアから撮影した写真です。

 

自転車からバイクへ、庶民の交通手段が変化した過去20年。今では、外国からの輸入に100%の関税が発生する自動車を購入する層も現れ始めました。一方で、多くの移動交通手段は未だバイクであり、時に交通インフラはその許容量を抱えることが出来ず、このような状況になるのだそうです。

 

2019年2月27日・アメリカ・トランプ大統領と北朝鮮・金書紀最高指導者の会談初日封鎖道路との比較

ちなみに2019年2月27日に行われた、アメリカ・トランプ大統領と北朝鮮・金書紀最高指導者の会談初日に封鎖された道路を撮影できましたので、比較画像を作ってみました。

 

ものすごい差ですね。。

 

実質給与ベースの経済発展状況

さて、経済という観点では、民間の給与ベースを見るともっとわかりやすいかと思います。ベトナムは、日本の視点からするとITでもオフショア開発でよく使われている国でもあります。

 

記憶する限りの情報として、ベトナムにおける2004年の大卒初任給平均は$100程度でした。それが、今の大卒初任給の平均は、IT系企業であれば$300 〜 $400と言われています。15年間の間に、日本では平均給与は下がり続けている一方で、ベトナムでは3倍増の発展を遂げています。

 

能力による雇用ベースの経済発展状況

また、経験者や中途採用のうち、何かしらの技術を持つ即戦力であり、かつTOEIC 800点以上の英語力、もしくはTOEIC 800点レベルを日本語に置き換えた場合の日本語力(JPCERT 1くらいでしょうか)があれば、$1,500 〜 $2,000が相場になっています。この給与レベルの上昇は過去20年の中で特段に高くなってきており、経済発展を見事に反映させている数値でもあるといえるかと思います。

 

まとめ

そんな技術や経済発展がものすごい速度で進んでいるベトナム。一方で、人々の生活は原風景でもあり、ゆったりとしている風景を見ることもできる、とても魅力ある国です。

 

経済状況はこれくらいにしておいて、以下ではそんなベトナムでの生活を少し書いていきたいと思います。

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