サイゴンに花咲くBaked crème caramel @ AU PARC – Another Sky

Vietnam
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AU PARC

ハノイではあまり見ることが出来ませんでしたが、ホーチミンではその歴史から洒落たカフェやヨーロピアンスタイルのレストランを多く見ることが出来ます。

 

その中で多くの旅行ガイドブックで紹介されていて、ここホーチミンで試してみたいと思っていたもの、それは、AU PARCです。

Homepage - Auparc Saigon
Mediterranean Middle Eastern Restaurant Au Parc features Mediterranean and Middle Eastern cuisine, good affordable wines, Italian coffee and 100% natural freshl...

 

そして、AU PARCでのお目当ては、Baked crème caramelと呼ばれているプリンです。

 

場所

住所:23 Hàn Thuyên, Bến Nghé, Quận 1, Hồ Chí Minh 700000 Vietnam

 

サイゴン大聖堂や、サイゴン中央郵便局からもすぐ、歩いて2分の距離にAU PARCはあります。

 

フランス様式のカフェ・レストランが多数

ホーチミンの中心周辺、とかく観光地でもあるサイゴン大聖堂やサイゴン中央郵便局付近では、フランス様式のお店がたくさんあります。先日掲載した、Maison Marouもその一つです。
https://www.kengenius.com/another-sky/vietnam/all_made_in_vietnam_cacao_and_chocolate_at_maison_marou

 

外見からするとハノイでも多く見られるレストランの一つですが、インテリアや音楽、雰囲気は外界の30度を超える気温からも切り離された別空間を作り出していました。

 

Desserts of the day

元々、Baked crème caramelだけを注文する予定でした。そこに飛び込んできたのは、黒板の「Desserts of the day」、その下に「Passion fruit custard」の文字。

 

ただですら、南国のフルーツの中でパッションフルーツが最も好きなのです。初めての土地で、その大好きなパッションフルーツを使ったプリンという未体験に出会えると思うと、禁断のWデザート注文を実行せずにはいられませんでした。

 

Desserts of the day、良い言葉、そして響きですね。

 

Baked crème caramel(60,000VND)

マンゴーソースで彩られた花弁が、プリンの周りに、そしてこのカフェでの時間に南国の大輪を咲かせてくれました。何より気になったのは、Bakedとあるけれど、本当に焼かれているのか?ということでした。焼かれていないと衛生的に気になる、ということではないのですが、Bakedとは結びつかない見た目になっているのです。

 

まずは中央のプリンだけを頂いてみました。とろけるようなプリンでもなく、焼きプリンでもなく、スプーンで頂くにあたって適切な大きさに切り離され、その先口に入るまでその形をしっかり保ちつつ、プリンとは違う、crème caramelとしてのプライド、そしてかくあるべきという姿を教えてもらえるような味でした。

 

また、AU PARCのBaked crème caramelはカラメルではなく、マンゴーソースが添えられています。カラメルだと、どうしてもプリン本体よりも味が強くなってしまうカラメルに意識を持っていかれてしまいます。caramelいう言葉が入っているからには、多少なりともカラメルがマンゴーソースに混ぜられているのでしょう。そのソースは、crème caramelと協調して、味と酸味の波を繰り返し、ほんの僅かにカラメルの風味を感じます。そのバランスも、自分の混ぜ加減次第で作り出すことが出来ます。これは秀逸!

 

Passion fruit custard(65,000VND)

続きまして、crème caramelよりも固めに焼かれていることが見た目にもわかる、Passion fruit custardです。

 

元々、国によって呼び方が違うだけで、custard、crème caramel、custard puddingは同じと思っていましたが、このAU PARKではやはり、crème caramelとcustardは作り方が違うんでしょうね。

 

Baked crème caramelもそうでしたが、このPassion fruit custardも甘味と酸味のコンビーネーションです。Baked crème caramelよりも固めに成形されていることに加え、パッションフルーツの種の食感もしっかりとある中で甘味と酸味が弾けるとその波はBaked crème caramelよりも大きく感じます。やはりパッションフルーツの酸味は少し強めで、カスタードの後味をさっぱりとさせてくれ、なおかつカスタードに戻りたくなるような、そんな振り幅の中で踊らされてしまううちに、Passion fruit custardはなくなってしまいます。

 

最後に

サイゴン(ホーチミン)には、季節が2つしかないと地元の人々は嬉しそうに言います。それは、夏と雨の降る夏だ、と。湿度が高く、年間平均30度を超えるこの街での避暑は、甘さだけではなく引き締めてくれる酸味が欠かせないようです。

 

そんな感覚をここ、AU PARCで見つけました。フランス的カフェレストランで供されるベトナムスイーツを試したくなったら、ここ、AU PARCにお越しになってみてはいかがでしょうか。

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